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てん茶(碾茶)と玉露の違いとは?抹茶の原料になる蒸し製緑茶

てん茶 碾茶おすすめ商品

てん茶(碾茶)って聞いたことはありますか?

おそらく、お茶に詳しい方でないと、まず聞いたことがない言葉だと思います。

抹茶の原料に使われる茶葉のため、市場にはめったに流通しません。

今回は、希少価値の高いてん茶(碾茶)について、詳しく書いていこうと思います。

てん茶(碾茶)とは?

碾茶 とは

てん茶(碾茶)は抹茶の原料となるお茶で、「てんちゃ」と読みます。

樹の葉っぱから作られた中国茶である「甜茶」とたびたび混同されますが、全く別物です。

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碾茶はペットボトルやパックなどで飲料用のお茶として販売されることはほとんどなく、抹茶の原料や、洋菓子やアイスクリームの材料として使われています。

被覆せずに育てた茶葉の形状は青海苔に非常に類似しています。

てん茶(碾茶)と玉露の違いは?

てん茶(碾茶)と玉露は、いずれもこも、藁、むしろなどで日光を遮る被覆栽培によって製造されます。

こうすることで、葉緑素が増して柔らかく鮮やかな緑色になり、甘味・旨味が強いお茶になります。

その後、一定期間置いた茶葉を摘み取り、すぐに蒸して酸化酵素の働き方を止めます。

玉露との決定的な違いは、てん茶(碾茶)は手もみ製法を行わずに、蒸した茶葉を吹き上げて冷却する「散茶」という工程を経て、碾茶炉で高温乾燥することにあります。これを「荒碾茶」と呼びます。

この「荒碾茶」から、茎や葉脈を丁寧に取り除いて石臼やミルで挽くと、みなさんもご存知の抹茶になります。

てん茶(碾茶)の生産量について

全国茶生産団体連合会による「平成29年茶種別生産実績」によれば、てん茶(碾茶)の生産量は京都が最も多く1145t、2位が愛知で509t、3位が静岡で489tとなっています。

てん茶(碾茶)の主な品種

てん茶(碾茶)の品種や銘柄は、主に京都(特に宇治)のものが多いです。

あさひ・・・収穫期が短いため、多く生産できず、値段が高騰しやすいです。
さみどり・・・あさひに比べると、収穫期が長いです。煎茶用としての使われる品種です。
こまかげ・・・柔らかくやさしい旨みがあるのが特徴。玉露や煎茶でも取引される品種です。

てん茶(碾茶)の副作用について

てん茶 副作用

てん茶(碾茶)には、カフェインが多く含まれています。

カフェインを摂取しすぎると、吐き気や腹痛、下痢などの症状が出ることがあります。

抹茶の原料になるてん茶は、緑茶のなかでも特にカフェインの含有量が多いです。100gあたりの含有量で比較すると、下記のようになります。

・抹茶(てん茶):3.2g
・煎茶:2.3g
・番茶:0.01g
・釜炒り茶:0.01g

カフェイン摂取量は、健康な成人で1日400mg、妊娠中の方は200〜300mgとされているので、適量を守って飲みましょう。

てん茶(碾茶)はどんな味?

てん茶 味

煎茶や玉露とは違う製法で作られた碾茶(てん茶)は、一体どんな味がするのでしょう?

Twitterで実際に飲んでみた人の感想をまとめてみました。

まとめると……、

「海苔の味」「旨味が強い」など、お茶の旨味が凝縮されているという意見が多いようです。

てん茶(碾茶)の美味しい飲み方・入れ方

碾茶(てん茶)は、玉露や煎茶と異なり、手揉み製法をして作られていないため、成分が抽出しにくくなっています。

そのため、お茶パックに入れた茶葉と多めのお湯をいれてじっくりと浸出させましょう。

手揉みされていない分、雑味が少なく純粋なお茶の旨味・味わいを感じることができますよ。

まとめ

いかがでしたか。

てん茶(碾茶)は、まず茶葉の状態で販売されていることもほとんどなく、また日本茶カフェなどで提供されることもまずないため、目にする機会は少ないでしょう。

「海苔の味」「旨味が強い」など、お茶の旨味が凝縮されているてん茶(碾茶)。

もし、店頭や飲食店などで見かける機会があったら、ぜひ飲んでみてください。

お茶本来の旨みや味わいを感じることができるはずです。

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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