お茶の雑学雑学

氷出し緑茶は危険って本当?カフェインが少なく、濃厚な甘み・旨みが魅力

氷出し緑茶お茶の雑学

緑茶を淹れるのはお湯か水でが一般的ですが、実は氷で淹れる方法もあるのをご存じでしょうか?氷で緑茶を淹れる、と聞くとイメージがしづらいかもしれませんが、お湯や水よりもさらに強い甘みや旨みを引き出せる、スペシャルな淹れ方なのです。

今回は、ぜひ一度お試しいただきたい「氷出し緑茶」を解説します。

氷出し緑茶とは?

氷出し緑茶 とは

氷出し緑茶とは、水やお湯ではなく、氷が溶ける水分で淹れた緑茶です。

急須に茶葉を入れたら、上から氷をたっぷり入れて、そのまま数時間置きます。そうすると、少しずつ氷が溶けだして水分が出てきて、浸った茶葉からじんわりお茶が抽出されます。

抽出時間はかかるものの、氷の低温で淹れることでテアニンが多くなり、水やお湯出しよりも甘みや旨みが強くなります。反対にカフェインは少なくなるので、リフレッシュよりもリラックスしたいときにおすすめの淹れ方です。

氷出し緑茶と水出し緑茶の違い

氷出し緑茶と水出し緑茶の主な違いは、下記のとおりです。

氷出し緑茶水出し緑茶
抽出方法氷と茶葉を一緒に入れ、氷が溶けた水でお茶を抽出する(常温で)水と茶葉を一緒に入れ、お茶を抽出する(冷蔵庫で)
抽出時間の目安・冬は6時間ほど
・夏は4時間ほど
・冬夏ともに3時間ほど
味や質感・非常に強い甘みや旨みがある
・とろっと濃厚な質感
・強い甘みや旨みがある
・すっきりした質感
カフェイン量とても少ない少ない

氷出しと水出し、どちらも低温で緑茶を淹れる点は同じですが、水よりも氷のほうがさらに低温なのでよりカフェイン量が抑えられ、濃厚な甘みや旨みを感じられます。

抽出時間で比べると、氷出しのほうが水出しよりも長く時間がかかります。

氷出し緑茶の特徴・メリット

氷出し緑茶 カフェイン

氷出し緑茶の特徴やメリットをいくつかご紹介します。

テアニンが多く、強い甘みや旨みがある

氷出し緑茶の大きな魅力は、濃厚な甘みや旨みです。旨みを作り出すテアニンというアミノ酸をたっぷり含むので、しっかりした深い旨みを感じられます。お茶本来の強い甘みも感じます。

一方で、苦み成分でもあるカフェインの含有量はかなり少なめ。そのため苦みはほとんどなく、渋みもあまり感じません。

カフェイン量がとても少ない

氷出し緑茶は、水やお湯で抽出した緑茶に比べて、はるかにカフェイン量が少なくなります。

なぜならカフェインは、高温だと抽出されやすく、反対に低温だと抽出されにくい性質があるため。氷出しだと水よりもさらに冷たい氷水でお茶を抽出するため、水出しよりもさらにカフェインが少なくなります。

よって、妊娠中や授乳中の方、お子さん、寝る前などにお茶を飲みたい方などにもおすすめです。しかし微量はカフェインを含んでいるので、飲み過ぎには注意してください。

エピガロカテキンが多い

緑茶には4種類のカテキンが含まれており、そのなかの1つがエピガロカテキンとよばれるカテキンです。氷出し緑茶は、お湯で淹れるよりもエピガロカテキンが多くなることがわかっています。

緑茶に含まれるカテキンのうち、エピガロカテキンガレートというカテキンは、高温で淹れた際に抽出されやすいもの。このエピガロカテキンガレートは緑茶に含まれるカテキン類の大部分を占めており、エピガロカテキンガレートがたくさん抽出されるとエピガロカテキンの抽出量は抑えられてしまいます。

しかし、低温で緑茶を淹れると、エピガロカテキンガレートの抽出量はぐっと減ります。その分エピガロカテキンがたくさん抽出されるのです。

氷出し緑茶の作り方

氷出し緑茶 作り方

氷出し緑茶は作るのに時間がかかりますが、一度試してみるとその甘みに驚くはず。さっそく氷出し緑茶の作り方を解説します。

1:急須やポットに茶葉を入れる

急須もしくはポットに茶葉を入れます。通常緑茶を淹れるときの茶葉の量は3~5gほどが目安ですが、氷出しのときは多めに10gほど入れましょう。茶葉はそのまま入れるより、ティーパックに入れたほうがあとで急須やポットを洗うのが楽です。また、氷出し緑茶を外出時に持参したければ、急須ではなくボトルで直接作るのもおすすめ。

2:茶葉の上にたっぷりの氷を入れる

茶葉の上に、たっぷりの氷を入れます。茶葉はポットや急須の底にできるだけ均一に広げましょう。

3:常温で数時間置く

氷を入れたら、そのまま常温で置いておきます。時間は、気温が低い冬などは5~6時間ほど、気温が高い夏などは3~4時間ほどが目安です。夏に常温で放置するのが気になるのなら冷蔵庫に入れてもOKですが、10時間以上とかなり長めの時間がかかります。

4:氷が溶けたら全体を軽く混ぜて完成

置いている間に、氷が少しずつ溶けてじわじわとお茶が抽出されます。氷がすべて溶け切ったら、全体を軽く混ぜて濃さを均一にします。これで氷出し緑茶の完成です。

氷出し緑茶の味や香りについて

氷出し緑茶 味

氷出し緑茶を作って、実際に飲んでみた方の味や香りの感想を、Xよりいくつか抜粋してご紹介します。

氷出し緑茶は、お湯や水で淹れたものよりもはるかに強い甘みや旨みがあり、飲むと驚く方が多いようですね。甘くまろやかな緑茶がお好きな方は、ぜひ一度試してみてください。

氷出し緑茶のQ&A

氷出し緑茶 危険

氷出し緑茶に関して、よくある質問と回答を解説します。氷出し緑茶を作る際に参考にしてください。

氷出し緑茶は危険という意見もあるけど、本当?

氷出し緑茶について「衛生的に危険では?」という意見もあるようですが、正しい方法で淹れて保存をすればまったく危険ではありません。

危険といわれるのは、氷出し緑茶を淹れる際に常温で数時間放置することが一因です。常温で何時間も置いておくことで、雑菌が繁殖するなど衛生面の心配があり、危険と表現されるようです。

もちろん、氷出し緑茶を常温で抽出し終えたあとに、常温のままずっと放置しておくと雑菌が繁殖する危険性はあります。氷出し緑茶を抽出し終えたら、そのまま常温で置いておかず、冷蔵庫に移して早めに飲み切りましょう。

氷出し緑茶の保存は冷蔵庫でOK?

上記のとおり、氷出し緑茶を作ったら常温保存はNGです。必ず冷蔵庫で保存してください。日持ちはあまりしないので、お茶を淹れて冷蔵庫に入れたら、3日間以内を目安に飲み切ると良いでしょう。

山年園で販売している緑茶について

山年園ではオリジナルの緑茶を多数取り揃えています。丁寧に作られた緑茶はどれも甘みや旨みが強く、ホットだけではなく氷出しにもぴったりです。

掛川深蒸し 巣鴨参拝茶

深蒸し掛川茶 参拝茶
商品名巣鴨 参拝茶
商品区分飲料
内容量【一袋あたりの内容量】
100g
原材料名茶葉
原産地日本[Made in Japan] 静岡県掛川市
使用上の注意開封後はお早めに召し上がりください。
保存方法常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。
賞味期限製造日より約12ヶ月
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言実店舗では圧倒的に1番人気のお茶です!!
豊島区民が選んだ「豊島の名品50選」に選ばれております。
この味でこの価格のお茶は参拝茶だけとお客様によく言われます。
是非お試しください(^-^)

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頴娃茶

頴娃茶 製品
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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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