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花どんこ(花冬菇・はなどんこ)と干し椎茸の違いとは?美味しい食べ方やレシピ

花どんこおすすめ商品

干し椎茸はうま味が強く、和食には欠かせない存在です。そんな干し椎茸のなかでも、特に高級品として知られているのが「花どんこ」です。

今回は「花どんこ(花冬菇・はなどんこ)」を解説します。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)とは?

花冬菇

「どんこ」とは、傘が全部開ききらずに6~7割開いた段階で収穫した椎茸を乾燥させたものです。漢字では「冬菇」と書きます。

花どんこは、この通常のどんこよりもさらに大きく肉厚です。さらに傘部分がひび割れて白い花びらのように見えるため、花という名前が付いています。

花どんこは、肉厚で濃厚なうま味があり、干し椎茸のなかでも最高級品とされています。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)と干し椎茸の違い

花どんこは干し椎茸の1つです。

一般的な干し椎茸よりも大きく肉厚で弾力があり、うま味も強いです。通常の干し椎茸は傘の表面が濃い茶色ですが、花どんこは白っぽくひび割れています。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)と、どんこの違い

花どんこは傘表面に大きな亀裂が入っており、色も白っぽいです。どんこはあまり亀裂はなく茶色いです。

また、花どんこのほうが味や香りが強く、さらに収穫量が少ないため、価格が高めです。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)の特徴

花どんこ 価格

肉厚で歯応えが良い

通常のどんこよりも肉が厚くプリッとしており、食べるとしっかりした歯応えを感じられます。

弾力のある食感は、中華料理や鍋などにもよく合います。

収穫量が少なく、値段・価格が高い

花どんこは一般的な干し椎茸に比べて収穫量に限りがあります。そのため値段・価格が高くなり、干し椎茸のなかでも最高級品として流通しています。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)に含まれる栄養成分

はなどんこ

花どんこに含まれる栄養成分をいくつか解説します。

グアニル酸

特筆すべき成分はグアニル酸です。

グアニル酸はイノシン酸、グルタミン酸と並ぶ三大うま味成分の1つです。グアニル酸は海苔やドライトマトなどにも含まれていますが、花どんこを含む干し椎茸は圧倒的に含有量が多く、100gあたり150mgほどです。

ビタミンD

花どんこは、ビタミンDが多く含まれているのも特徴です。

花どんこを含む椎茸類にはエルゴステロールという物質が含まれています。エルゴステロールは、日光に当たることでビタミンDに変化します。そのため、生の椎茸よりも花どんこなどの干し椎茸のほうがビタミンDの含有率が多いのです。ビタミンDをより多く摂りたい方は、生の椎茸よりも干し椎茸のほうがおすすめです。

食物繊維(レンチナン)

レンチナンは、椎茸に含まれる多糖体(β-グルカン)です。β-グルカン(ベータグルカン)は、椎茸をはじめとしてきのこ類や酵母などに含まれている食物繊維の一種です。

エリタデニン

エリタデニンとは椎茸特有の成分です。マッシュルームにも微量に含まれていますが、それ以外のきのこには含まれていない珍しい成分です。エリタデニンは椎茸の柄よりも傘の部分に多いです。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)の味と香り

花どんこ 味

花どんこを実際に食べた方の味や香りの感想を、Xよりいくつか抜粋してご紹介します。

やはり、花どんこ特有の肉厚でしっかりした食べ応えを感じる方が多いようですね。またグアニル酸による深い旨味や香りも印象的なようです。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)のレシピ

花どんこ レシピ

花どんこを使ったレシピをいくつか解説します。

花どんこのお吸い物

水で戻した花どんこと戻し汁を鍋に入れて火にかけ、醤油と塩も加えます。これだけでも十分美味しいですが、そこに鰹節と昆布だしも加えると、うま味の相乗効果でさらに美味しくなります。

あとはお好みでお麩を入れ、グツグツと煮立ってきたら沸騰直前で弱火にし、アクを取って1分ほど弱火で煮て火を止めます。

軽く茹でておいた菜の花をお椀に入れ、その上に煮た花どんこ汁をかければ完成。

花どんこの煮物

プリプリとして肉厚の花どんこは煮物にしても絶品です。水で戻した花どんこの軸を切って軽く絞り、戻し汁と一緒に鍋に入れます。中火で煮てアクを取り、火を弱めてから落とし蓋をして20分ほど煮ます。

落とし蓋を外して、酒・みりん・砂糖・醤油を追加して中火にし、煮立ったらまた弱火にして再度落とし蓋をし、また20分ほど煮詰めます。汁気がなくなってきたら火を止めて、しばらく冷ましたら完成です。

花どんこの中華炒め

旨味が強く食感も良い花どんこは、中華料理にもよく使われます。ご家庭で簡単に作るなら、中華炒めがおすすめです。

フライパンに油をひき、みじん切りにしたニンニクを加えて香りを出します。そこにカットした水で戻しておいた花どんこと小松菜の茎を入れ、数分強火で炒めてから塩コショウで味付けします。

そのあと花どんこの戻し汁を入れてフライパンに蓋をし、中火で数分蒸し焼きにします。最後に小松菜の葉部分を加えてサッと炒めたら完成です。野菜はお好みで変えてもOKです。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)の食べ方

花どんこ 食べ方

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)の戻し方

花どんこを戻す際のポイントは、低温で長時間かけて戻すことです。花どんこは通常の干し椎茸よりも肉厚なので、長時間かけてじっくり戻すことでやわらかくなります。

ボウルや鍋に、花どんことたっぷり浸るくらいの水を入れます。そのまま冷蔵庫に入れて一晩おけばOKです。軸の根元までやわらかくなるくらいが目安です。戻し汁にも美味しい風味と栄養成分が抽出されているため、捨てずに料理の際に活用してください。

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)の保存方法

直射日光が当たる場所、高温多湿になる場所を避けて常温保存でOKです。一度開封すると湿気を吸いやすいので、袋の中に乾燥剤を入れて密封し、風通しの良い冷暗所に置いて保存しましょう。

山年園が販売する花どんこ(花冬菇・はなどんこ)

山年園の花どんこは、うま味たっぷりで食べ応えのある人気商品です。そのまま焼いて塩をかけても、カレーや鍋などに入れてもOK。花どんこならではの食感と深い味わいをぜひご賞味ください。

花どんこ 干ししいたけ
商品名干ししいたけ どんこ
商品区分食品
内容量【1袋あたりの内容量】
200g
原産地日本産
使用上の注意開封後はお早めに召し上がりください。
保存方法常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。
賞味期限製造日より約12ヶ月
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言しいたけ好きの方にはたまらない逸品となっております。
お鍋などに入れると出汁も効き非常にオススメです(^-^)

花どんこ(花冬菇・はなどんこ)の購入はこちら

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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