緑茶や紅茶など茶葉全般は賞味期限が長く、かつカラカラに乾燥しているので傷んだときの見分けがつきにくいです。せっかくの茶葉を最後まで美味しく飲み切るためにも、傷んだサインは覚えておきたいもの。なかでもわかりやすいのがカビです。
本記事では、茶葉のカビの見分け方や、飲んでしまった際の対処法などを解説します。
茶葉(お茶っ葉)にカビが発生する原因とは?

そもそもなぜ茶葉にカビが発生してしまうのでしょうか?
緑茶や紅茶、烏龍茶など茶葉全般は、製造工程のなかで茶葉内の水分を抜き乾燥させて作られるため、できあがった茶葉にはほとんど水分が含まれません。そのため正しく保存さえすれば、本来はカビが生えづらいといえます。
一方で、正しくない保存方法をしてしまうと、カビが生えてしまいます。なぜなら、茶葉は乾燥しているものの、周囲の湿気を吸収しやすい性質があるため。茶葉が乾燥している分、多湿の環境に置いておくと、どんどん周りの湿気を取り込んでしまいます。その結果、カビてしまうことも。
特に梅雨や夏など、湿度が高い時期はカビが発生しやすいので要注意です。
茶葉のカビの見分け方

もし茶葉にカビのようなものを見つけても、本当にカビなのかどうか一見わからないことも。そこで、茶葉に生えたものがカビなのか、見分け方のポイントをご紹介します。下記のサインがあったら、カビを疑ってください。
茶葉の見た目(白い綿状のものなど)
まずはお茶を淹れる前に、茶葉の状態を目で確認します。
茶葉の表面に白や緑色っぽいふわふわした綿状のものが付着していたら、カビを疑いましょう。茶葉本体が明らかに変色していたり、ぬめりがあったりしてもカビているかもしれません。
淹れたお茶の見た目
実際にお茶を淹れてみて、お茶の液体に変なとろみがあったり、白っぽい粉のような浮遊物があったりしても要注意です。
ただし、玉露や冷たい緑茶などは、そもそもとろみが出ることがあります。また新芽を使った新茶などでは、葉の裏に生えた毛茸(もうじ)という白い産毛が、お茶の表面に浮くことも。
よって、単にとろみや白い浮遊物だけでカビていると判断するのは難しいといえます。

香り
茶葉や淹れたお茶の香りを嗅いでみて、明らかに変な香りがしたらカビのサインかもしれません。例えば本来のお茶にはない酸っぱい臭いや、湿った土を思わせるカビ臭などがありえます。
味
淹れたお茶を飲んでみて、変な酸味や舌がしびれるような感覚などの違和感があれば、すぐに飲むのを止めてください。カビが生えている、もしくは茶葉が何かしら傷んでいる可能性が高いです。
茶葉のカビを飲んだらどうすればよい?対処法について

このように茶葉にカビが生えているサインはさまざまありますが、それでも気付かずに飲んでしまうこともあるでしょう。
しかしあわてる必要はありません。一度に大量に摂取しなければ、基本的にはカビを飲んでしまってもそのまま様子見で大丈夫です。
もし飲んでしまったら、あわてずに下記の対処法を試してみてください。
すぐに口をゆすぐ
カビを飲んでしまったことに気付いたら、まずはすぐに水で口をゆすぎます。口の中に残ったカビを外に吐き出すのが目的です。
水分を摂取する
水で口をゆすいだら、あとは水分をしっかり摂取しましょう。水分は、カフェインが入っていない水などにしてください。カフェインの含まれない飲み物をできるだけ定期的に飲んで、体内に残ったカビを排出するよう促します。
万が一体調が悪くなってしまった場合
カビの生えた茶葉を飲んでしまっても、上記の対応をすれば、体調に異変は起こらないことがほとんど。しかし、もし強い腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状がでたら、カビが原因になっている可能性もゼロではないので、すぐに病院で診てもらってください。
カビが生えた茶葉はどうする?

カビが生えた茶葉を飲んでもほとんど問題ないとはいえ、体調不良のリスクもゼロではありません。よって、たとえ賞味期限内であっても、茶葉がカビていることに気付いたら飲まずに捨ててください。
古くなった茶葉の活用法
ただ捨てるのはもったいないという方は、飲む以外の活用法もあります。例えば茶香炉(ちゃこうろ)として香りを楽しんだり、不織布などに詰めて靴箱やクローゼット、トイレなどに置いておき消臭剤にしたりできます。
このように活用する際は、まず茶葉を電子レンジで少し加熱するか、フライパンで乾煎りするなどしてから、十分に日干しして使いましょう。一度加熱することで、茶葉についたカビを落とし、再びカビが生えるのを防げます。

茶葉のカビを防ぐ方法・保存方法

茶葉にカビを生やさないようにするには、正しい保存方法が大切です。重要なのは、茶葉の大敵である湿気や高温を避けて保存すること。高温多湿になる場所や、直射日光が当たる場所を避けて、冷暗所に保存しましょう。
また一度開封した茶葉は、できるだけ空気に触れないように密封することもポイント。茶葉に含まれるカテキンは空気にさらされ続けることで次第に酸化し、茶葉が赤っぽく変色したり味が渋くなったりするため、空気を遮断するのが大切です。密封することで、他の臭いが強い食品からの移り香も防止できます。
茶葉の正しい保存方法を簡単に解説します。
茶葉の袋の空気を抜く
一度開封した茶葉は、茶葉の入っているアルミ袋の中の空気を抜いて、テープや輪ゴムなどで密封します。
密封容器に入れる
密封したアルミ袋を、さらに密封容器の中に入れます。茶筒や蓋つきの食品保存容器、ジッパーで閉められるビニール袋などに入れ、しっかり蓋をしましょう。
高温多湿ではない冷暗所に保存
茶葉を入れた密封容器は、高温多湿・直射日光を避けて冷暗所に置いておきます。基本的には常温保存でOKですが、気温や湿気が高くなる季節には、冷蔵庫に入れるほうがベターです。

山年園で販売しているお茶について
せっかく買った茶葉は、正しい方法で保存して鮮度をキープし、カビを生やさずに最後まで美味しく飲み切りましょう。
山年園では、緑茶だけでもバラエティに富んだラインナップを揃えています。なかでも「とげぬき地蔵茶」は、巣鴨にある当店ならではの人気の一品。甘みだけではなく強い渋みもあり、さわやかな飲み口でご好評いただいています。
とげぬき地蔵茶
| 商品名 | とげぬき地蔵茶 |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 【1袋あたりの内容量】 100gまたは200g |
| 原材料名 | 茶葉 |
| 原産地 | 日本[Made in Japan] 静岡県掛川市 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 当店限定の巣鴨とげぬき地蔵茶です。 参拝茶と比べて、茎を抜いてあり、渋い味が特徴的です(^-^) |
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