玄米を精米する際にでる米ぬか。なかなか食べる機会は少ないかもしれませんが、実はこの米ぬかにこそ、お米本来の栄養成分がギュッと詰まっているのです。
しかし米ぬかを食べるといっても、どう食べれば良いのか迷うところ。そこで手軽に米ぬかを食べられるように作られたのが、米ぬかのパウダーです。
今回は、「米ぬかパウダーの使い方」をご紹介します。
米ぬかパウダー(米ぬか粉末)とは?

米ぬかパウダー(米ぬか粉末)とは、米ぬかを食べやすいようにサラサラのパウダー状にした食品です。
そもそも米ぬかとは、玄米を白米に精米する過程でそぎ落とされる、胚芽(はいが)と内側の皮のこと。胚芽は玄米を覆う茶色く硬い層で、すぐ内側に種皮や果皮があり、これらを取り除くと白い精米になります。
実はこのそぎ落とされる米ぬか(胚芽や皮)の部分にこそ、ミネラルやビタミンなど栄養成分がたっぷり詰まっています。玄米の栄養成分の9割ほどは、胚芽にあるといわれているほど。その米ぬかの豊富な栄養成分を手軽に摂取できるのが、米ぬかパウダーです。
米ぬかパウダー(米ぬか粉末)の栄養成分

上記のとおり、米ぬかには玄米の栄養成分のほとんどが詰まっており、非常に栄養価が高いことで知られています。米ぬかパウダーに含まれる栄養成分を、いくつか解説します。
ビタミン類(ビタミンEやナイアシンなど)
米ぬかにはビタミン類が含まれていますが、特に多いのはビタミンEです。
ビタミンEは脂に溶けやすい脂溶性ビタミンで、油やナッツ類などにも多く含まれています。ビタミンEはいくつかのトコフェロールとトコトリエノールに分けられますが、なかでもα-トコフェロール(アルファ トコフェロール)が米ぬかにはたくさん含まれています。
他にも、ビタミンB群の1つであるナイアシンの含有量も多めです。
γ-オリザノール
γ-オリザノール(ガンマ オリザノール)とは、米特有の成分で、米ぬかや米油だけに含まれています。医薬品や化粧品にも使われることがあり、その効果に注目が集まっています。
ミネラル類(リンやカリウム)
米ぬかはミネラル類もとても豊富です。なかでも含有量が多いのはリンやカリウムで、米ぬか100gあたりにリンは2,000mg、カリウムは1,500mgほども含まれています。
リンは、カルシウム同様に骨や歯の健康に欠かせないミネラルです。
食物繊維
米ぬかには食物繊維も多く含まれており、特に不溶性食物繊維が多めです。不溶性食物繊維は水に溶けにくい食物繊維で、摂取すると大腸内で水分を吸収して膨らみます。
不溶性食物繊維は米ぬかなどの穀類をはじめ、きのこ類や豆類などにも多く含まれます。
米ぬかパウダー(米ぬか粉末)の使い方【食べる】

米ぬかは意外とクセがないので、さまざまな料理やデザートに振りかけたり混ぜたりして使えます。米ぬかパウダーの食用としての使い方を、いくつかご紹介します。
ヨーグルトやスムージー
米ぬかパウダーの用途に迷ったら、まずはヨーグルトにかけるのが手軽でおすすめ。きなこのような感覚で食べられます。スムージーに混ぜても◎。
コーヒー
コーヒーに少しだけ米ぬかパウダーを入れて混ぜます。米ぬかのほんのりとした甘みが加わり、優しい味わいのコーヒーを楽しめます。牛乳を加えてカフェオレにするのもおすすめ。
味噌汁やスープ
味噌汁やスープを作るときに、仕上げに適量米ぬかパウダーを加えて混ぜるだけ。米ぬかパウダーを加えたあとに煮立てると、せっかくの香ばしさや風味がとびやすいので、火を止めてから米ぬかパウダーを加えると良いでしょう。米ぬかパウダーはダマになりやすいので、よく混ぜてください。
ハンバーグ
ハンバーグの生地を混ぜるときに、少しだけ米ぬかパウダーを加えて混ぜます。米ぬかパウダーを入れすぎるとハンバーグの質感が重くなってしまうので、大さじ1杯ほどで十分です。
パンケーキ
パンケーキの生地に米ぬかパウダーを少し混ぜて焼くのもおすすめ。ダマにならないようによく混ぜましょう。米ぬかの香ばしさと甘みが加わって、優しい味わいのパンケーキができあがります。
納豆
意外ですが、米ぬかパウダーは納豆に混ぜるのも美味しいです。通常どおりタレを入れて混ぜた納豆に、少しだけ米ぬかパウダーを加えましょう。
ポテトサラダ
ポテトサラダに米ぬかパウダーを加えると、米ぬかの香ばしさがじゃがいもの甘みを引き立てます。
米ぬかパウダー(米ぬか粉末)の使い方【美容】

米ぬかパウダーはビタミンEやγ-オリザノールなどが豊富なため、食べるほかに美容目的でも使うことができます。
注意点として、どの使用法でも、お肌に異常を感じたら使うのを止めましょう。また、米ぬかアレルギーの方はやらないでください。洗顔やパックは毎日ではなく、週1~2回くらいの頻度がおすすめです。
米ぬか洗顔
小さじ1~2杯くらいの米ぬかパウダーに、ぬるま湯を加えて練ってペースト状にし、顔にのせます。顔の上でこすらないように優しくマッサージし、ぬるま湯で洗い流します。
米ぬかパック
米ぬかパウダーと小麦粉(薄力粉)を3:2くらいの割合で混ぜ、さらに少しずつぬるま湯を加えながらよく練っていきます。少しはちみつを加えてもOKです。
ねっとりとしたペースト状になったら、清潔なお肌の上に厚めにのせてパックし、10分ほど置きます。10分ほど経ったらぬるま湯でパックを洗い流します。パックして長く置きすぎると逆に肌が乾燥するので、長くても10分ほどまでにしましょう。
米ぬか風呂
綿や不織布の袋に米ぬかパウダーを適量入れ、袋の口を閉じて、お湯を張った浴槽に入れます。お湯の中で袋をよく揉み、米ぬかの成分をお湯に溶かします。
米ぬかパウダーをそのままお湯に混ぜてしまうと、浴槽の排水口が詰まるおそれがあるので、必ず袋に詰めてからお湯に入れてください。
米ぬかパウダー(米ぬか粉末)の使い方のQ&A

最後に、米ぬかパウダーの使い方に関して、よくある質問と回答をいくつかご紹介します。
米ぬかパウダーの保存方法は?
米ぬかは油分や水分を多く含んでいるため、傷みやすい食品です。米ぬかパウダーも常温保存は傷みやすいので避け、密封して必ず冷蔵庫に保存してください。より長持ちさせたければ、冷凍保存もおすすめです。
米ぬかパウダーに副作用はある?
米ぬかパウダーには不溶性食物繊維がたっぷり含まれています。そのため、一度に多量摂取すると腹痛や便秘・下痢などになる可能性も。一度に大量に食べ過ぎないようにしましょう。
またカリウムの含有量も多いので、腎機能が低下している方は食べる量に注意してください。かかりつけ医に確認してから食べるほうが安心です。
加えて、米ぬかアレルギーの方は、絶対に食べないようにしてください。
米ぬかパウダーの摂取量目安は?
米ぬかパウダーの摂取量目安は、1日あたり5~10gほどとされています。
しかし、いきなりたくさん食べると人によってはお腹がゆるくなる可能性があります。特にお腹が弱い方は、1日5gほどと少量から試して、少しずつ増やしていくのがおすすめです。
山年園で販売している米ぬかパウダー(米ぬか粉末)について
山年園でもオリジナルの米ぬかパウダーを販売しています。豊富なビタミン類やミネラル類を手軽に摂取できるので、味噌汁やカレー、ヨーグルトなど、お好きなものにぜひお使いください。
米ぬか粉末
| 商品名 | 米ぬか粉末 |
| 商品区分 | 食品 |
| 内容量 | 200g |
| 原材料名 | 米糠(国内製造) |
| 保存方法 | 高温・多湿・直射日光を避け常温で保存 |
| 賞味期限 | 製造日より約8ケ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | お好みの量をヨーグルトやお味噌汁、スープなどに混ぜてお召し上がりください。(^-^)/ |
最新記事 by 塩原大輝(しおばらたいき) (全て見る)
- 米ぬかパウダー(米ぬか粉末)の使い方|コーヒーや味噌汁に混ぜるだけ - 2026年8月29日
- 白醤油の作り方や使い方を紹介!刺身や卵焼きにぴったりの琥珀色の醤油 - 2026年8月28日
- 乳酸発酵茶とは?阿波番茶や碁石茶など、乳酸菌で発酵させたお茶 - 2026年8月25日



















