カムカムは、その可愛らしい見た目ながら栄養成分がふんだんに詰まっており、健康志向の方々を中心に注目が集まっています。そのカムカムを食べやすく加工した食品が、本記事で紹介するカムカムパウダーです。
カムカムパウダーとは?
カムカムパウダーとは、フトモモ科キブドウ属の植物であるカムカムの実を粉末化した食品です。
カムカムは、ブラジルからペルーまでのアマゾン川流域の熱帯雨林に棲息しています。木は平均して3mほど、高いもので5mほどまで育ち、小さなサクランボのような赤い実がなります。
カムカムは小さいものの、栄養成分がぎっしり詰まっており、スーパーフードとして注目を集めています。特にビタミンCとポリフェノールの含有量が非常に多いです。
ちなみにカムカムはクエン酸も多く含むため、生で食べると非常に酸味が強いです。そのため、ジュースやパウダーなどに加工するのが一般的です。ちなみに生のカムカムの実は輸出禁止になっています。

カムカムパウダーの栄養成分について
カムカムは、ビタミンCをはじめとするさまざまな栄養成分を豊富に含んでいます。ここでは、カムカムに含まれる代表的な成分について解説します。
ビタミンC
栄養成分で特筆すべきなのがビタミンCです。含有量は食べ物のなかでもトップクラスといわれています。
カムカムの実100gあたりに含まれるビタミンCはおよそ3,000mg。ビタミンCが多いレモンが100gあたり50mgほどであることから、カムカムはレモンの60倍ほどのビタミンCを含んでいることがわかります。
ビタミンB群
ビタミンCの他にも、ビタミンB1、B2、ナイアシンなどのビタミンB群も含んでいます。これらのビタミンB群はエネルギー産生に不可欠な成分で、不足すると疲労感や肌荒れなどにつながるといわれています。
ポリフェノール
カムカムには、カテキンやケルセチンといったポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは苦みや渋み、色素などを作り出す成分で、多くの植物に含まれています。例としては、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンや大豆に含まれるイソフラボン、緑茶に含まれるカテキンなどが挙げられます。
ミネラル類
カムカムには、カルシウムやリンなどのミネラル類も含まれています。
クエン酸
カムカムにはクエン酸も含まれています。クエン酸は柑橘類や梅干しなどに含まれる酸味成分です。
カムカムパウダーの味について
カムカムは酸味が強いのが特徴ですが、カムカムパウダーもやはり酸っぱいのでしょうか?Xより、実際にカムカムパウダーを食べた方の味の感想を、いくつかご紹介します。
最近お気に入りの豆乳ヨーグルト+カムカムパウダー。以前は蜂蜜入れてましたがこちらはビタミンC豊富で酸っぱい感じ。頭がシャキッとして良いです pic.twitter.com/AyXrJTrB6r
— コウ (@koh_reversal) May 7, 2024
あ、忘れてた。今日のスムージーは、りんご、にんじん、セロリ、カムカムパウダー、発芽玄米甘酒、豆乳でした。カムカムってもっと酸っぱいのかと思ってたらそうでもなかったよ。😋😋😋😋
— み か (@peachicparchic) February 12, 2016
カシスジャムにカムカムパウダーを混ぜてトーストに塗って食べる🍞
酸っぱうまし!— mavioneta (@mayumita1) April 29, 2021
やはりカムカムパウダーを食べると酸味を感じる方が多いようです。気分転換や目を覚ましたいときなどに良さそうですね。
カムカムパウダーの使い方・レシピ
カムカムパウダーの使い方をいくつか紹介します。
ヨーグルトやスムージーに混ぜる
適量のカムカムパウダーをプレーンヨーグルトにかけて食べれば、カムカム風味が加わったさわやかな味わいに。一緒にグラノーラやハチミツを入れても◎
他に、スムージーに入れるのもおすすめです。スムージーに入れる果物や野菜はお好みで、ミキサーで混ぜる際に適量のカムカムパウダーを追加するだけ。小松菜やほうれん草ベースのグリーンスムージーにも適しています。
牛乳に混ぜる
牛乳に適量のカムカムパウダーを加えて混ぜれば、ヘルシーなカムカムミルクに。牛乳のまろやかさがカムカムの酸味を和らげてます。牛乳の代わりとして豆乳を使ってもOK。
水や炭酸水と割って飲む
水や炭酸水などに適量のカムカムパウダーを入れてよく混ぜて溶かせば、カムカムドリンクの出来上がり。
より酸味が欲しい方は、グレープフルーツ果汁などを少し加えてみましょう。反対に酸味を抑えたい方は、ハチミツも加えるとよりマイルドになって飲みやすくなりますよ。
ドレッシングにする
お酢とオリーブオイル、砂糖、カムカムパウダーをよく混ぜ合わせます。あとは塩コショウで味を整えるだけ。野菜だけではなくお肉や魚を混ぜたサラダにもよく合います。
カムカムパウダーのQ&A
最後に、カムカムパウダーについてよくある質問と回答を解説。カムカムパウダーを食べる際に参考にしてみてください。
カムカムパウダーに副作用はある?
カムカムを摂取したことで、重篤な副作用に見舞われたという症例は報告されていません。
ただし、カムカムはビタミンCの含有量が突出して多いため、一度に多量摂取すると消化器系に負担がかかって下痢や便秘といった症状を引き起こすことがあります。
カムカムパウダーの摂取量目安は?
製品によっても異なりますが、カムカムパウダーの摂取量目安は1回あたり3gほど、1日あたりだと15gほどです。
カムカムパウダーは妊娠中・授乳中でも食べられる?
カムカムにカフェインは含まれません。しかし、妊娠中や授乳中の方が食べても問題ないという明確は情報ないため、心配な方は事前にかかりつけの医師に相談の上摂取するようにしてください。
山年園で販売しているカムカムパウダーについて
山年園でもオリジナルのカムカムパウダーを販売しています。ヨーグルトに混ぜたり炭酸水などに溶かしたりすることで、手軽にカムカムに含まれる栄養成分を摂取できます。野菜ジュースや青汁などに混ぜても◎
カムカムパウダー
商品名 | カムカムパウダー |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 50g |
原材料名 | カムカム、マルトデキストリン |
原産地 | ペルー産 |
使用方法 | 本品約2gを、ヨーグルト、スムージー、野菜ジュース、青汁などに溶かしてお召し上がりください。 また、水、炭酸に溶かして蜂蜜などで甘みを加えるとカムカムドリンクとして美味しく召し上がりいただけます。 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 当店のカムカムパウダーは無農薬100%なので、安心安全にお飲み頂けます。 ビタミンCを多く含まれたカムカムパウダーを是非お試しください(^-^) |


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