暑かった夏が終わりに近づき、涼しい風とともに日が暮れるのが早くなってくる秋の始まり。情緒がある美しい季節に、あえて夕方から始める特別なお茶会があります。
本記事では、秋の夕暮れどきに楽しみたい、「夕去りの茶事(ゆうざりのちゃじ)」をご紹介します。
夕去りの茶事とは?

「夕去りの茶事」の読み方は「ゆうざりのちゃじ」で、夕方から夜にかけて行われるお茶会のこと。季節は、夏の終わり頃から秋にかけて行われることが多いです。
この頃は、ちょうど夏のピークが過ぎて日が短くなり、だんだん秋の気配を感じ始める時期。この秋の夜長を感じられるタイミングで行われる夕去りの茶事は、まだほんのり明るい夕方と、日が暮れて暗くなった夜の二部構成で行われます。
2つの異なる雰囲気のお茶会を楽しめ、特にろうそくの明かりだけで薄暗いなかで行われる夜の部は、なんとも幻想的な雰囲気です。
「夕去り」とはどういう意味か?
「夕去り(ゆうさり)」とは、日が暮れて夕方になること、もしくは夕方そのものを指します。
「去る」という表現は、物事が過ぎ去る・遠ざかるイメージがありますが、昔は時間や季節などが「近づく」意味でも使われていました。例えば、「秋去る」は「秋が近づく」を意味します。
つまり、「夕去り=夕方が近づく」となります。
夜咄(よばなし)の茶事や正午の茶事との違い
夕去りの茶事と似たものに、夜咄(よばなし)の茶事と正午の茶事があります。
夜咄の茶事も夕去りの茶事と同じく夜に行うお茶会ですが、行われる季節が異なります。夕去りの茶事は夏の終わりから秋にかけて行われることが一般的ですが、夜咄の茶事は秋から冬にかけて行われます。
正午の茶事と夕去りの茶事との違いは、開催時間です。夕去りの茶事は夕方17時頃からスタートしますが、正午の茶事はその名のとおり12時頃から始まります。
夕去りの茶事の流れ

夕去りの茶事の流れを簡単に解説します。
席入り
16~17時頃のまだ少し明るい夕暮れ前に、席入りが始まります。席入りとは、客が茶室に入ることです。
初座(しょざ)
まだ外がほんのり明るいなかで、第一部の初座が始まります。初座とは、お茶会の前半部分です。
ちなみに一般的なお茶会では初座で床の間に掛け軸を飾りますが、夕去りの茶事では花を入れます。花は、カラスウリやユウガオなど、夕方から夜にかけて咲く花を選ぶことが多いです。
中立ち(休憩)
中立ちとは、初座と後座の間の、いわば休憩時間です。
夕去りの茶事では、中立ちの時間にちょうど夕暮れのタイミングがくるように時間を調整します。初座を終えた客は中立ちで露地の腰掛に座って休憩しながら、日が暮れる様子をゆったり楽しみます。露地には明かりのついた灯篭が飾られていることも。
この間に、亭主は茶室で、後座用の手燭(てしょく)やろうそくを用意します。手燭はろうろくを立てる小さな台です。
後座(ござ)
中立ちのあとは、後半のお茶会である後座が始まります。中立ちの間に夕暮れを迎え、後座がスタートするのは暗くなった19時頃から。今度は初座と違い、暗い時間のお茶会です。
茶室の中には和ろうそくの明かりが灯り、ほんのり薄暗いなかでお茶会が行われます。昼や夕方とはまったく異なる、幻想的な雰囲気のお茶会です。
夕去りの茶事に参加するときの服装・持ち物・マナー

最後に、夕去りの茶事に参加するときの服装などの決まりをご紹介します。
服装
夕去りの茶事は、お茶会にもよりますが、和装・洋装どちらもOKなことが多いです。薄暗い夜で浮かないような、派手過ぎない色柄を選びましょう。
和装の場合は、夏~秋の季節に合わせ、裏地のない単衣(ひとえ)の着物が良いでしょう。8月のうちであれば、絽(ろ)や紗(しゃ)など薄い素材の着物が涼しげでおすすめ。
洋装の場合は、女性ならワンピースやブラウス、男性ならスーツを選びましょう。派手な色柄や、露出が高い服装(ノースリーブ、ミニスカート、胸の開きが大きいデザインなど)は避けます。
お茶会は正座をしている時間が長いので、正座がしやすいようなボトムスがおすすめです。
持ち物
夕去りの茶事を含め、お茶会の基本的な持ち物は下記のとおりです。
・懐紙(かいし)と懐紙入れ
・菓子切り
・扇子
また、茶室に入るときに履くために、清潔な白い靴下や足袋も持参しましょう。
持ち物は、お茶会や流派によって異なることがあるので、詳しくは事前に主催者に確認しておくと安心です。
マナー・決まり
夕去りの茶事におけるマナーも、基本的には一般のお茶会と同じであることが多いです。
香水やアクセサリー・腕時計などは身につけないようにしましょう。香水はせっかくのお茶や花の香りを邪魔し、アクセサリーや腕時計は茶碗などを傷つける可能性があるためです。
スマートフォンも、茶室に入る前に電源を切るか、通知音が鳴らない設定にしてください。
また、茶室に入ったら、勝手に掛け軸や茶道具などに触れてはいけません。目で見て楽しみましょう。
山年園で販売している抹茶について
山年園では、夕去りの茶事をはじめとしたお茶会におすすめの抹茶を取り揃えています。深みのあるコクと甘みが自慢の抹茶です。お茶会だけではなく、ご自宅での来客時やリラックスタイムにもぜひ。
おくみどり(抹茶)
| 商品名 | おくみどり 抹茶 |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 30g×2個 |
| 原材料名 | 緑茶(静岡県産) |
| 形状 | 粉末 |
| 保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け、冷暗所で保存。 |
| 使用方法 | 1.茶碗・茶筅を温め、水気を拭く。 2.抹茶 約2g(茶杓2杯/小さじ約1杯)をふるい入れる。 3.70~80ml目安の湯(80℃前後)を注ぎ、M字を描くように素早く立てる。 4.きめ細かな泡が立ったらできあがり。 ※量や濃さはお好みで調整してください。 |
| 使用上の注意 | 開封後は密閉し、お早めにお召し上がりください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約8ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 山年園の店舗でも人気の高い「おくみどり」は、香り・旨味・色合いのバランスが非常に良く、 抹茶初心者の方から茶道経験者の方まで幅広くご愛用いただいております。 ご自宅でちょっと贅沢なお茶時間を過ごしたい方におすすめです |
雲龍(雲竜)
| 商品名 | 抹茶 雲竜 |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 【1缶あたりの内容量】 40g |
| 原材料名 | 緑茶(抹茶) |
| 原産地 | 日本産 京都府宇治市 |
| 使用方法 | お茶、ケーキ、お菓子作りなど、様々な用途で扱えます。 少量でも抹茶の風味・香りが強いので、少しづつ使用することをおススメします。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約8ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 老舗のお茶屋が自信を持ってオススメする最高級な宇治のお抹茶です(^-^) |
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