献茶祭は、お茶の生産や発展にあらためて感謝する、日本独自の大切な行事です。多くの献茶祭では一般参加できる部もあり、お茶の魅力を存分に味わう特別な体験ができます。
今回は「献茶祭(けんちゃさい)」をご紹介します。
献茶祭とは?

献茶祭(けんちゃさい)とは、神や仏のためにお茶を淹れて捧げる、日本の伝統的な儀式です。京都を中心に、全国のさまざまな寺社で行われています。
献茶祭で飲まれるお茶と家元について
献茶祭で献上されるお茶は、煎茶と抹茶どちらか一方です。煎茶を出す献茶祭は、「煎茶献茶祭」ともよばれます。煎茶献茶祭では、煎茶道という茶道様式の6つの家元が集まって、年によって輪番で煎茶を淹れます。

抹茶の献茶祭では、表千家と裏千家の2つ、もしくは武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)を足して3つの千家の家元が輪番で抹茶を点てます。薄茶と濃茶、どちらも用意します。
さらに抹茶の献茶祭では、口切り(くちきり)が行われることが多いです。
口切りとは、春に摘んだ新茶を壺に入れて何ヶ月も熟成させたものを開封し、石臼で粉状に挽いて抹茶にして飲むこと。壺の中で熟成された抹茶は深い甘みやコクがあり、特別な美味しさです。まさに抹茶の新茶であり、茶道において新しいスタートを意味する特別な行事です。
献茶祭の目的

献茶祭を行う主な目的を、いくつか解説します。
お茶の収穫に感謝し、さらなる発展を願う
献茶祭の大きな目的は、お茶に対する感謝です。神仏にお茶を捧げることで、その年無事にお茶を収穫できたことに感謝し、次の1年のさらなるお茶の豊作も願います。
祭の安全を願う
献茶祭は単体だけでなく、大きな祭のなかで一緒に行われることも。例えば京都の祇園祭などです。このような祭のなかで行われる献茶祭には、今年も無事に祭が終えられるように、もしくは終えられたことへの感謝の意味があります。
お茶に貢献した人物を称える
その土地で、お茶づくりに貢献した人物を称える献茶祭もあります。例えば福岡の霊巌寺での献茶祭がそうです。詳しくは後述します。
献茶祭に行われること・流れ

基本的に献茶祭は、二部構成になっています。一部は献茶の儀式で、二部はお茶席です。
一部の献茶の儀式はとても格式高いもので、一般参加はNGであることがほとんど。その年の担当の家元がお茶を淹れ(点て)、神や仏に献上します。
そのあとに行われる二部では、一般参加もOKなお茶会が行われます。室内の茶室や、屋外のベンチなどで、集まった一般のお客さんもゆったりとお茶を楽しみます。一部とは違い、カジュアルな雰囲気です。
全国の主な献茶祭

国内で行われている主な献茶祭を、いくつかピックアップしてご紹介します。
祇園祭(八坂神社)の献茶祭
京都市にある八坂神社では、毎年7月に祇園祭が行われ、そのなかで献茶祭があります。祇園祭は毎年7月のまる1ヶ月間で行われますが、献茶祭はちょうど真ん中にあたる7月16日に抹茶の献茶祭が、数日後の7月23日には煎茶の献茶祭が行われます。
7月16日の抹茶の献茶祭では、表千家と裏千家それぞれの家元が毎年交代で担当し、八坂神社内にある井戸水を使って抹茶を点てて神前に献上します。
北野天満宮の献茶祭
同じく京都市にある北野天満宮では、毎年12月1日に献茶祭が行われています。
北野天満宮は、1587年(天正15年)10月に豊臣秀吉が主催した「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)」という歴史的なお茶のイベントの開催地でした。この大茶会にちなみ、毎年献茶祭が行われています。

上賀茂神社の献茶祭
毎年5月15日に京都市内で行われる葵祭(あおいまつり)。祭の最後には、上賀茂神社で献茶祭が行われます。表千家と裏千家の家元が、隔年交替で抹茶を点てて神前にお供えします。
葵祭の無事の開催を感謝し、祭を締めくくる大切な神事です。
下鴨神社の献茶祭
同じく葵祭の締めくくりに行われる献茶祭です。こちらは上賀茂神社よりも遅く、5月最終週頃に行われます。表千家・裏千家・武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)の三千家の家元が、その年によって交代で抹茶を点てて献上します。
春日大社の献茶祭
奈良市にある春日大社(かすがたいしゃ)は、768年に創建され、世界遺産にも登録されている神社です。同社で毎年5月10日に行われる献茶祭も、表千家・裏千家・武者小路千家が毎年輪番制で抹茶を点てて献上します。
宗像大社の献茶祭
福岡県にある宗像大社(むなかたたいしゃ)は、日本神話に出てくる日本最古の神社の1つとして知られています。同社では毎年10月17日に、煎茶祭が開催されており、抹茶を点てるのは毎回表千家の家元です。
当日には、東京の出光美術館からきた茶道具も展示されます。これは、出光興産の創業者、出光佐三が宗像市の出身であったことに由来しています。
霊巌寺(八女)の献茶祭
八女茶で有名な福岡県八女市(やめし)。ここにある霊巌寺(れいがんじ)はまさに八女茶発祥の地として知られ、新茶の最盛期となる八十八夜(5月2日頃)に献茶祭が行われます。
霊巌寺では、室町時代に臨済宗の僧侶であった栄林周瑞(えいりんしゅうずい)という人物が中国からお茶の種を持ち帰り、植えて育てたといわれています。これが八女茶の発祥です。八女茶を誕生させた栄林周瑞の功績を称え、八女茶のさらなる発展も願って、献茶祭が行われています。
山年園で販売している抹茶について
山年園では、ご自宅で楽しめる美味しい抹茶を、さまざまな種類を揃えて販売しています。抹茶は格式高いイメージがあるかもしれませんが、ご自宅でマグカップで気軽に楽しむ方法もおすすめ。普段のリラックスタイムに、ぜひ抹茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。
有機抹茶(袋)
| 商品名 | 有機抹茶 |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 30g |
| 原材料名 | 有機抹茶 |
| 原産地 | 日本産 静岡県 |
| 使用方法 | お茶、ケーキ、お菓子作りなど、様々な用途で扱えます。 少量でも抹茶の風味・香りが強いので、少しづつ使用することをおススメします。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約7ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 老舗のお茶屋が自信を持ってオススメする最高級なお抹茶です(^-^) |
雲龍(雲竜)
| 商品名 | 抹茶 雲竜 |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 【1缶あたりの内容量】 40g |
| 原材料名 | 緑茶(抹茶) |
| 原産地 | 日本産 京都府宇治市 |
| 使用方法 | お茶、ケーキ、お菓子作りなど、様々な用途で扱えます。 少量でも抹茶の風味・香りが強いので、少しづつ使用することをおススメします。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約8ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 老舗のお茶屋が自信を持ってオススメする最高級な宇治のお抹茶です(^-^) |
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