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茶合(ちゃごう)とはどんな茶道具?使い方や、竹など素材の違いについて

茶合お茶の雑学

お茶を淹れるとき、茶筒から茶葉をすくうのに便利なのが茶合(ちゃごう)という茶道具です。茶葉をすくいやすいようにデザインされた形状で、茶筒から急須へスマートに茶葉を移せます。

本記事では「茶合(ちゃごう)」をご紹介します。

茶合(ちゃごう)とはどんな茶道具?

茶合 とは

茶合の読み方は「ちゃごう」で、茶道具の1つです。細長い1枚の板を少し湾曲させた形状で、茶筒に入った茶葉をすくい、急須などに移すために使われます。茶さじや茶量(ちゃりょう)とも呼ばれます。

煎茶やほうじ茶などの茶葉は乾燥しているため、周りの湿気や匂いを吸い取りやすい性質があります。人間の手で直接触ると、指先の湿気や脂、匂いなどが茶葉に移ってしまうことも。そこで茶合を使うことで、極力湿気や匂いに触れることなく、茶葉を取り扱うことができます。

一口に茶合といっても、使われる素材や形状はさまざま。茶合の素材や形状の種類については後述します。

茶合(ちゃごう)と茶則(ちゃそく)の違い

茶合に似た茶道具に茶則(ちゃそく)があります。茶則は中国で生まれた茶道具で、茶葉をすくうのに使用します。見た目も用途もほぼ茶合と同じものです。

ただし、もともと中国で使われていたのが茶則で、そのあと日本に渡ってきてから茶則が茶合になったという説もあります。

茶合(ちゃごう)の素材について

茶合 素材

前述のとおり、茶合は使われる素材にいくつか種類があります。茶合の素材ごとの特徴を解説します。

木製(竹や紫檀など)

竹や紫檀(したん)などの木製の茶合は、優しく手に馴染む質感が人気です。特に竹を使ったものは、竹を割ったそのままの形状を活かしています。細かい形状やカーブの具合が1つひとつ異なり、人工的に作ったものにはないナチュラルな魅力があります。

また木製の茶合は、外側に木彫りで装飾がある華やかなものも。季節に合わせて、春は桜、秋は紅葉の装飾の茶合など、特別なお茶会に使うのにもおすすめです。

金属(銅やすずなど)

銅やすずといった、金属製の茶合もあります。金属なので、他の素材よりもさらに湿気や匂いを吸収しづらいのがメリット。茶葉は性質上どうしても周りの匂いを吸着しやすいですが、金属製の茶合を使えば、より茶葉への匂い移りを防げます。

また、金属は長年使うことで経年変化を起こし、少しずつ色味やツヤにも変化が生まれます。絶妙な質感の変化を楽しめるのも、金属ならではの魅力といえるでしょう。

陶磁器や象牙

木製や金属製ほど多くはないものの、陶磁器や象牙でできた茶合もあります。どちらもツルっと滑らかな質感で、茶葉をすべらすのもスムーズ。象牙は希少性がかなり高いので、値段も高くなります。

茶合(ちゃごう)の形状について

茶合 形

茶合は素材だけではなく、形状も多様です。続いて、形状ごとの特徴をご紹介します。

竹を割ったままの型

本物の竹を半分に割った、そのままの形を活かした茶合です。竹を割ったものは横から見ると半円形になっており、やわらかなカーブと深さがあるので、茶葉をしっかりすくえます。

平型

スタンダードな茶合のタイプが、平型です。一枚の長方形の板に少しカーブをつけたもので、細めの茶筒にも出し入れしやすく、スマートに使えます。一度にすくえる茶葉の量は、竹を割った型に比べると少なめです。

梨型

洋梨のように、上が細くすぼまり、下に向けてふんわりと広がっている形状です。細くなっている上部を手でつまんで、広くなっている下部に茶葉をのせてすくいます。見た目もコロンとして可愛らしく、デザイン性の高い茶合の形状です。

蓮葉型

珍しい茶合の形状として、蓮葉型もあります。名前のとおり、1枚の蓮の葉をくるっとまるめたような見た目をしています。葉脈も彫られてリアルな蓮葉に見え、豪華な印象の茶合です。

茶合(ちゃごう)の使い方

茶合 使い方

茶合の使い方はシンプルです。

蓋を取った茶筒の中に上から軽く差し込み、必要な量の茶葉を茶合の先にのせてすくい取ります。取った量が多すぎたら、茶合を少し傾けて茶葉を戻し、微調整しましょう。茶合の上にのせた状態で、茶葉の色ツヤや香りを確認することもできます。

適切な量になったら、茶合を少し傾けて、茶葉をすべらすように急須に入れます。

使ったあとの茶合は、茶筒の中に入れたまま保管せず、かならず茶筒から出して別で保管してください。使用後のお手入れについては次の章で解説します。

ちなみに、茶合は、茶葉の他にもさまざまな使い道があります。例えばコーヒー豆や顆粒だしなど、粒の大きめなものをすくうのにもぴったり。砂糖や塩など、粒の細かい粉状のものをすくうのにも適しています。

計量スプーンと同じように、ぜひ普段使いしてみてください。

茶合(ちゃごう)のお手入れ方法

茶合 手入れ

茶合は茶葉を扱うだけなのであまり汚れることはないですが、使用後に正しく手入れすることでより長持ちし、良い状態を保ちやすくなります。

茶合のお手入れ方法を、特に多い素材である竹とすず、それぞれで解説します。

竹の茶合のお手入れ

竹の茶合は、使い終わったら中性洗剤(食器用洗剤)を付けた食器用スポンジでやさしく洗います。

洗ったあとは十分に水分を拭き取り、風通しの良い場所に置いてしっかり乾かしてからしまってください。竹は水分を吸収しやすく、カビやすい性質があるので、水に漬けたままや濡れた状態のまま保存しないようにしましょう。

また竹の性質上、表面に細かなささくれや割れができることもあります。

すずの茶合のお手入れ

すず製の茶合も、中性洗剤(食器用洗剤)を付けた食器用スポンジで洗い、やわらかい布で水分を拭き取って保存します。すずは強くこすると表面に細かいキズが付きやすいです。

また極端な高温や低温に弱いので、火のそばに置いたり、冷凍庫の中で保管したりするのは避けてください。

山年園で販売している茶道具について

山年園では、お茶屋さんならではの高品質で使いやすい茶道具を販売しています。百本立は細かな穂で、ふんわりとした薄茶を点てるのに適した茶筅(ちゃせん)。片口抹茶碗は注ぎ口が付いた茶碗で、抹茶オレなどアレンジをするのにも便利な茶道具です。

百本立て

百本立て
商品名茶筅 百本立
商品区分茶道具
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言老舗のお茶屋が実店舗でも愛用している茶筅です。
ご自宅用、ギフト用、どちらにも最適です(^-^)

百本立ての購入はこちら

片口抹茶碗セット 華まつり

片口抹茶碗セット 華まつり
商品名片口抹茶碗セット 華まつり
商品区分茶道具
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言老舗のお茶屋が実店舗でも愛用している茶筅です。
ご自宅用、ギフト用、どちらにも最適です(^-^)

片口抹茶碗セット 華まつりの購入はこちら

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
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このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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