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伊豆の椎茸(しいたけ)の特徴|肉厚で深い味わい【エルゴステロールも豊富】

伊豆 椎茸おかず・おつまみ

美しいビーチや温泉、温暖な気候などが人気の観光地、静岡県の伊豆市。実は伊豆市は、美味しい椎茸が作られることでも有名です。今回は「伊豆の椎茸(しいたけ)」について解説します。

伊豆の名産物:椎茸(しいたけ)

伊豆 原木 椎茸

伊豆の椎茸とは、静岡県の伊豆市で栽培される椎茸のことです。

伊豆市がある伊豆半島は、静岡県の左側から南へ向かって突き出しています。海に囲まれた半島であるものの、実は標高が高い山間部がたくさんあるので、雨が多くなります。その雨による豊かな湿気が、美味しい椎茸を育てるのに適しているのです。

伊豆の椎茸の大きな特徴は、原木栽培が主である点です。

一般的に椎茸の栽培方法は、原木栽培と菌床(きんしょう)栽培の2種類があります。菌床栽培は、おがくずを固めた菌床という人工培地で、椎茸を栽培します。養分を与えながら人工栽培するので、早いサイクルで出荷・収穫ができます。

一方の原木栽培では、コナラやクヌギなどの原木に穴を開け、菌を打ち込みます。すると2年ほどかけて菌が原木の中に菌糸を張り、椎茸が生えてきます。原木の養分を吸収して自然に育つので、人工的に養分を与えることはありません。自然栽培であるがゆえに、時間や手間がかかる栽培方法です。

伊豆の椎茸は、この後者の原木栽培で時間をかけて作られます。ちなみに伊豆市内には、原木から椎茸狩りが体験できる施設などもいくつかあり、観光客に人気です。

伊豆の椎茸(しいたけ)の歴史

ではなぜ伊豆市で椎茸栽培が盛んになったのでしょうか。

きっかけとなったのが、石渡清助(いしわたせいすけ)という人物です。石渡は、1741年(寛保元年)に、伊豆市で国内で初めて椎茸の原木栽培を始めたといわれています。

石渡の功績を称して、伊豆市では大きさなど特別な基準をクリアした椎茸を、「清助しいたけ」「清助どんこ」というブランド椎茸として販売しています。

伊豆の椎茸(しいたけ)の特徴

伊豆 椎茸 特徴

伊豆の椎茸の特徴を、いくつかご紹介します。

原木栽培が主流

前述のとおり、伊豆の椎茸はほとんどが原木栽培で作られます。そもそも椎茸の原木栽培は伊豆が発祥といわれており、長い期間をかけて受け継がれてきたことがわかります。

歯応えが強い

原木栽培された椎茸は、菌床栽培された椎茸よりも実が厚く、しっかりした歯応えの椎茸になりやすいです。伊豆の椎茸もプリプリとして食べ応えがあるので、そのまま焼いて塩や醤油をかけるだけでも絶品です。

香りも良い

原木栽培することで、原木に含まれる栄養をたっぷり含むので、豊かな香りのある椎茸になります。深みのある香りは、お吸い物やきのこ汁など汁物にも向いています。

伊豆の椎茸(しいたけ)の味

伊豆 椎茸 味

伊豆の椎茸を実際に食べた方の味の感想を、いくつかXより抜粋してご紹介します。

伊豆の椎茸を食べると、原木栽培ならではのしっかりした食感や、強い風味を感じる方が多いようですね。食べ応えがある椎茸が好きな方は、ぜひ伊豆の椎茸をお試しください。

伊豆の椎茸(しいたけ)のQ&A

伊豆 椎茸 食べ方

最後に、伊豆の椎茸に関する質問と回答をいくつかご紹介します。

伊豆の椎茸の栄養成分は?

椎茸には、食物繊維やビタミン類などが豊富に含まれています。特筆すべき成分は、エルゴステロールです。エルゴステロールとは、カビや酵母といった真菌類を構成するステロール。日光に当たるとビタミンD2に変化する特性があります。

他にも、グアニル酸が含まれているのも特徴です。グアニル酸は、かつおぶしのイノシン酸、昆布のグルタミン酸と合わせて三大うま味成分に数えられている成分です。うま味が強く、料理のだしをとるのに重宝されます。ただしグアニル酸は、生の椎茸には含まれず、椎茸を乾燥させて干し椎茸にすることで初めて生成されます。

伊豆の椎茸のおすすめの食べ方・使い方は?

伊豆の椎茸は、肉厚でプリプリとした食感が特徴で、そのまま丸焼きにするだけでもごちそうになります。切らずに網焼きなどにして、お好みで塩やバター、醤油などをかけてお召し上がりください。

他にも適当な大きさにスライスして、きのこ汁やきのこごはん、煮物などにするのもおすすめです。

椎茸に副作用はある?

基本的に椎茸には大きな副作用はないとされています。ただし、椎茸をはじめとするきのこ類は食物繊維が豊富なので、多量摂取しすぎると腹痛や便秘、下痢などにつながることもあります。

また、まれに椎茸皮膚炎という、椎茸に対するアレルギー症状を起こす方もいるので注意してください。

山年園で販売している伊豆の椎茸(しいたけ)について

山年園で販売している「しいたけの旨煮」は、伊豆の椎茸を甘辛味に煮詰めた一品です。香りが良く肉厚な伊豆の椎茸に甘辛い風味がマッチして、箸が止まらない美味しさです。

そのままお酒のおつまみにはもちろん、白いごはんに乗せたりちらし寿司の具材にしたりと、ごはんとの相性も抜群。

しいたけの旨煮

しいたけ 旨煮
商品名そうざい(椎茸の旨煮)
商品区分食品
内容量150g
原材料名静岡産原木干し椎茸、醤油(原料の一部に大豆・小麦を含む)、砂糖、水飴、みりん/調味料(アミノ酸類)
原産地静岡県産
使用方法ちらし寿司の具や、お弁当のおかず、お酒のお友として、ちょっと便利な椎茸の旨煮です。
使用上の注意開封後はお早めに召し上がりください。
保存方法直射日光・高温箇所を避け保存し、開封後は要冷蔵。
賞味期限製造日より約6ヶ月
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言国産100%のしいたけの旨煮です。
原木栽培の美味しい椎茸を炊き上げました(^-^)/

しいたけの旨煮の購入はこちら

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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