日本の伝統文化の一つである抹茶。
海外でも、「抹茶(Matcha)」と英語になっているほど、認知されている文化です。
最近では、抹茶を使ったラテやケーキだけでなく、本格的な抹茶も飲めるカフェも増えつつあります。
今回は、おすすめの東京23区内で抹茶が飲めるカフェを5つご紹介します。
抹茶は世界的なブームになっている?
今、抹茶は国内だけでなく世界でも人気です。
抹茶ラテや抹茶入りスムージー、抹茶風味のケーキをはじめ、抹茶を使ったスイーツが海外でも販売されています。
国内では需要が縮小し苦境にさらされており、こうした海外での需要に対応し生産量を増やしている農家も増えています。
たとえば、茶の産地である京都府和束町では、抹茶の原料となるてん茶生産量が、2012年度が445.774トンだったのに対し、2016年度には725.577トンとなり、5年で62%増となっています(平成28年度京都府茶業統計より)。
その一方で、海外産の価格の安い抹茶も増え、競争が激化する弊害も起こっています。
国内茶農家は品質を高めたり、国内ブランドで国外で商標登録されたものに対し異議申し立てを行って模倣品対策を行ったりして、競争に打ち勝つ努力を続けています。
東京23区内で抹茶が飲めるカフェ・専門店
1.茶寮 都路里 大丸東京店
京都市の祇園にある老舗茶舗、「辻利」が運営する抹茶が飲めるカフェ。
茶寮都路里(つじり)大丸東京店は、大丸東京店の10階に店舗があります。
東京駅からとても近い好立地です。
本場宇治の抹茶だけでなく、宇治抹茶を使ったスイーツも豊富に揃っています。
・所在地:東京都千代田区 東京駅八重洲北口 大丸東京店 10階
・営業時間:10:00~20:00(木・金は21:00まで)
・アクセス:東京駅八重洲北口改札を出てすぐ
・平均予算:1,000円~2,000円
2.古桑庵
築90年以上の古民家を使った自由が丘にある抹茶カフェ。
茶房内には、骨董品や民芸品が飾っており、本格的な和の雰囲気を楽しむことが出来ます。
抹茶だけでなく、かき氷やぜんざいといったスイーツも人気です。
・所在地:東京都目黒区自由が丘1-24-23
・営業時間:11:00〜18:30
・アクセス:自由が丘駅正面口から徒歩約5分
・平均予算:〜1,000円
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3.café COCOOCEN
café COCOOCEN(カフェ・コクセン)は、自由が丘に本店を構える「黒船(くろふね)」が手掛ける、本格抹茶がいただけるカフェ。
抹茶や日本茶の他にも、黒船の人気商品であるカステラを元にしたスイーツ「MIRAI カステラ」も人気です。
・所在地:東京都目黒区自由が丘1-24-11 2F
・営業時間:10:00~19:00
・アクセス:自由が丘駅正面口から徒歩約5分
・平均予算:1,000円~2,000円
4.茶の葉
お茶専門店「茶の葉」が運営する抹茶が飲めるカフェ。
雰囲気はおしゃれなバーさながらで、疲れた心を癒やしてくれます。
抹茶や玉露にマッチするこだわり抜いたお茶菓子も美味しいと評判です。
お茶も産地や「苦め」「甘め」など、味の調整ができるのは、お茶の専門店ならでは。
・所在地:東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座本店B1F
・営業時間:10:00~20:00(月・火は19:30、金は21:00まで)
・アクセス:銀座駅A12番出口直結、銀座一丁目駅9番出口から3分、東銀座駅A8番出口から3分
・平均予算:1,000円~2,000円
5.一保堂茶舗 東京丸の内店「喫茶室 嘉木(かぼく)」
1717年創業の京都に本店を構える老舗のお茶専門店「一保堂茶舗」が手がける喫茶。
茶葉から選べるのはもちろん、スタッフの方に抹茶の点て方、煎茶の入れ方などを教えてもらうことが出来ます。
看板商品の抹茶「雲門の昔」は最上級の抹茶銘柄で、甘みが強くコクのある深い味わいが楽しめる一品。
・所在地:東京都千代田区丸の内3-1-1 丸の内仲通り国際ビル1階
・営業時間:11:00~19:00
・アクセス:JR有楽町駅国際フォーラム口から徒歩5分、日比谷駅B4出口から徒歩2分
・平均予算:1,000円~2,000円
まとめ
世界的に注目されている抹茶。
国内でも、比較的安く気軽に抹茶を楽しめるお店が増えてきています。
ぜひ今回紹介したお店に行ってみて、日本が誇る抹茶の魅力を再発見してはいかが?
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