しそといえば、日本では青じそは「大葉」と呼ばれ、天ぷらやお刺身の薬味として用いられ、赤じそは、梅干しの色付け、ふりかけ(有名なところだと「ゆかり」)など、日常に幅広く浸透していますね。
しそには多くの栄養成分が含まれていますが、上に書いたように特定の料理の時に使うもので、なかなか継続して摂取するのは難しいかもしれません。
しそを定期的に摂りたいなら、おすすめなのが「しそ茶」。栄養エキスがまるごと吸収できます。
しそ茶を買うのでも良いですが、自宅で作ることができます。
そこで今回は、しそ茶の作り方についてご紹介!あわせて、しそ茶の美味しい飲み方についても解説します。
しそ茶はいつから飲まれるようになった?
しそは、はるか昔から栽培されており、日本で古くからある野菜の一つです。
原産地はヒマラヤや中国南部で、中国から日本に伝わったと考えられています。
縄文時代にはすでに日本に渡来し、平安時代には栽培が始まっていたと言い伝えられています。
遺跡から、しその種子が発見された例もあります。
日本では、家庭で薬味として使われる青じそも馴染み深いですが、しそといえば一般的に「赤じそ」のことを指します。
ちなみに、変品種として表面は青色、裏面は赤紫といったものもあり、「マダラジソ」、「カタメンジソ」という品種名で販売されています。
しそ茶に含まれる成分
しそには大きく分けて青じそと赤じその2種類あります。
それぞれ成分の比率は少し違いますが、両方に共通して含まれている成分について下記に書いていきます。
αリノレン酸
αリノレン酸は必須脂肪酸で、体の中で生成することができません。主に、食事による補給でしか摂取することができません。
ロズマリン酸
ロズマリン酸はポリフェノールの一種で、シソ科の植物に含まれる成分です。
青じそよりも赤じそに多く含まれています。
シソニン
シソニンは赤じそに含まれている特有の成分で、アントシアニン系色素です。
赤じその赤い色素はこのシソニンによるものです。
βカロチン
βカロチンは、赤じそよりも青じそに多く含まれています。
人参やカボチャなど緑黄色野菜に多く含まれている印象が強いβカロチンですが、実は青じその方が含有量が高いです。
比較してみると、人参の1.3倍以上、カボチャの2.7倍も含まれています。
しそ茶にカフェインは含まれている?
しそ茶はノンカフェインです。そのため、妊婦の方、授乳中の人、お子様など幅広い方にお飲みいただけます。
しそ茶の副作用について
しそ茶を飲んだことで副作用が発生したという症例は報告されていません。
しかし、健康茶と言えど「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。適量を守って飲みましょう。
おすすめのしそ茶の飲み方
しそ茶が体にいいと分かっていても、同じ味のものを飲み続ければ、どうしても飽きてくるもの。
また中には、しその独特の香りが少し苦手という方もいると思います。
そんな方々のために、飽きのこない、そして飲みやすくアレンジするしそ茶の飲み方について、いくつかご紹介します。
梅酢を入れる
赤じそは梅干を漬ける際にも使われるので梅酢とも相性がよいです。
アイスで飲むと、よりすっきりと飲むことができます。夏におすすめ。
すり下ろした生姜を入れる
寒い冬はホットのしそ茶に生姜を入れるのがおすすめです。
生姜を入れることで、ぽかぽかと体の芯から温まります。
はちみつを入れる
はちみつを入れることで、まろやかに。しその香りが和らぎ、苦手な方でも飲みやすくなるでしょう。
炭酸水と割る
アイスのしそ茶に炭酸水を入れることで、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。
レモン水と割る
こちらも夏向けのしそ茶の飲み方。さっぱりといただけます。
しそ茶の作り方・レシピ【自宅で手軽にできる】
自分でも簡単に作れる美味しいしそ茶の作り方を紹介します。
青じそと赤じそでは作り方が少し異なるので、それぞれ作り方をまとめていきます。
青じそ茶
用意するもの
・水
・岩塩(天然塩)
作り方
1.鍋に水と洗った青じそと岩塩を少々入れて中火にかける。
2.沸騰したら弱火にし、15~20分煮込んでできあがり。
赤じそ茶
用意するもの
・水
・レモン汁
作り方
1.鍋に水と洗った赤じそを入れて、しその赤い色が抜けるまで火にかける。
2.レモン汁を少々入れてできあがり。
赤じそに含まれるシソニンと酸との化学反応できれいな赤色になります。長く煮出すとえぐみが出る場合があるので、気をつけてください。
保存方法については、ペットボトルなどに移し替えて冷蔵庫で保管します。基本的には日持ちしないので、2日くらいで飲みきるようにしてください。
山年園が提供するしそ茶について
いかがでしたでしょうか。
赤じそと青じそはそれぞれスーパーでも販売されているし、手軽に作れるとはいえ、仕事が忙しくてとても作る時間がとれない、という人もいるかもしれません。
そういった方は、当社が販売している赤じそ茶はいかがでしょう?
当社のしそ茶は、宮崎県は霧島山の麓の広大な大地で育てられたしそをふんだんに使っています。
無農薬なので、お子様からご高齢の方まで幅広くお飲みいただけます。
茶葉タイプなので、栄養まるごととれちゃいます!
ご購入の方は下記からどうぞ!
赤しそ茶
商品名 | しそ茶(赤紫蘇) |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 50g |
原材料名 | 赤しそ |
原産地 | 宮崎県または熊本県産 |
使用方法 | 本品約5gをお茶パックなどに入れ1リットルの水で沸騰させた後、弱火で5~6分煮出して召し上がりください。 急須やティーポットでもお飲みいただけます。 |
使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 当店のしそ茶は国産100%なので、安心安全にお飲み頂けます。 無農薬・ノンカフェインなので安心安全にお飲みいただけます(^-^) |
青しそ茶
品名 | 青しそ茶 |
商品区分 | 食品・飲料 |
内容量 | 30g |
原材料名 | 青しそ(国産) |
賞味期限 | 製造日より約1年 |
保存方法 | 高温・多湿・直射日光を避け常温で保存 |
お召し上がり方 | 急須またはティーポットに紫蘇の葉を一つまみ入れて、熱湯を注いで少し待ち、お好みの濃さになりましたら湯呑みに移してお飲みください。 |
加工者 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
店長の一言 | 熊本県産の青紫蘇の葉(大葉)を美味しいお茶にしました。赤しそ茶と似ていますが、風味が少し異なります。青紫蘇ならではのフレッシュな香りをお楽しみください(^-^)/ |
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