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イチジク葉茶の特徴|気になる味や香りと成分について解説

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イチジクと聞くと、どのようなイメージでしょうか?

香水やルームフレグランスなどにも使われる甘く芳醇な香りに、まるで小さな宝石のような赤紫の美しい中身は、特に女性にとても人気がありますよね。

どうしてもその実に注目されがちなイチジクですが、実だけではなく葉も美味しくいただけるのです。今回はそんなイチジク葉茶についてご紹介します。

イチジク葉茶とは?

まずは意外と知られていないイチジクについて見ていきましょう。イチジクはクワ科イチジク属に属する落葉樹木です。

漢字で書くと「無花果」ですが、その文字通り、イチジクにいわゆる一般的な花弁のようなものは見当たりません。

実は普段私たちが目にしているあの美しく赤い中身の部分こそが、イチジクの「花」なのです。

多くの人が実だと思って食べていたイチジクは実は花の部分だったのですね。

そんなイチジクですが、驚くことに今から6千年以上も前からアラビア半島で栽培されていたと言われており、はるか昔から人々に親しまれていた果実のようです。

それだけ古来からあるので、聖書にもよく登場しており、かの有名なアダムとイヴの話に出てくる「禁断の果実」とはまさにこのイチジクだとも言われています。

更にその果実を食べた後に彼らが体を隠すように身に着けたのがイチジクの葉というのは有名な話で、このエピソードによりイチジクの葉には「羞恥」や「都合の悪いものを隠す」という意味もあるそうです。

日本にイチジクが渡ってきたのは江戸時代で、中国から長崎に伝えられてきたと言われています。

長年人々に親しまれてきたイチジクですが、その葉を乾燥させたイチジク葉は「無花果葉(ムカカヨウ)」と呼ばれ、漢方の生薬として用いられています。

江戸時代に日本に伝えられた当初も、食用よりも生薬として使われていたそうです。

そんなイチジクの葉を乾燥させてお湯で出したお茶が、今回ご紹介するイチジク葉茶です。

イチジク葉茶に含まれる成分

ではそのイチジク葉茶の元となるイチジクにはどのような成分が含まれているのでしょうか?主な成分の一部を見てみましょう。

フィシン

まずイチジクの成分で特筆すべきなのが「フィシン」というイチジク特有のたんぱく質分解酵素です。

そのたんぱく質分解力はとても強く、肉のたんぱく質を分解して柔らかくするために、イチジクの実や果汁が使われるのもフィシンが大きく関係しています。

ペクチン(食物繊維)

水溶性の食物繊維のこと。その含有量はイチジク100gに対して約1.9g程と言われています。

ギリシャ語で「固い」を意味する「pectos」が由来なところからもわかるように、ペクチンは水分をたくさん取り込み粘度などを出すので、よくフルーツジャムなどに使われています。

カリウム

私たちの体内の細胞に含まれていると言われるカリウム。カリウムが豊富に含まれることで有名なのはバナナですが、他にも葉物野菜やイモ類、肉や魚などさまざまなものに含まれています。

フロクマリン

イチジクの葉にはプソラレンというフロクマリンが含まれています。このフロクマリンは他にレモンやグレープフルーツなどの柑橘系にも含まれており、光毒性があるので摂取するタイミングに注意が必要な成分です。これについては副作用の部分で後述します。

カルシウム

ちょっと意外な感じもしますが、イチジクにはカルシウムも多く含まれています。イチジク100gあたりに含まれるカルシウムは約26gにもなると言われ、果物の中でも多くカルシウムを含んでいることがわかります。

アントシアニン

ポリフェノールの一種で、ブルーベリーやブラックベリー、ナスなどに含まれる青紫色の色素が特徴です。イチジクの美しい赤紫色もこの成分によるものです。

イチジク葉茶の副作用について

成分の部分でも述べたように、イチジクには紫外線への過敏性を高めてしまうフロクマリン(プソラレン)が含まれているため、朝や日中などの紫外線の強い時間に飲んでから出かけてしまうと、通常よりも強く日焼けしてしまう恐れがあります。

摂取時間は、紫外線を気にしなくてもよい夕方以降の時間帯がおすすめです。

イチジク葉茶の味と香り

イチジク葉茶はカフェインやカテキンを含まないので、苦みもなく甘い芳醇な香りと癖のないまろやかな口当たりでとても飲みやすいお茶だと言われています。

以下は、Twitterで実際にイチジク葉茶を飲んでみた方の感想です。一部抜粋してご紹介します。

イチジク葉茶の飲み方

イチジク葉茶の飲み方はとても簡単。他の多くのお茶同様に、茶葉に熱湯をそそぎ数分蒸らすだけですぐに美味しいイチジク葉茶ができあがります。

また水出しもOKなので、夏などには冷たいイチジク葉茶を楽しんでもいいですね。

お茶にして残ったイチジク葉茶は、お風呂に入れて入浴剤としても活用できます。ほんのりさわやかで甘い香りに癒されるイチジク葉茶風呂もぜひ試してみてください。

まとめ

イチジク葉茶の世界、いかがだったでしょうか?

意外と癖がなく飲みやすいイチジク葉茶を、ぜひご家庭でもお気軽に取り入れてみてくださいね。

ちなみに、当社でもこのイチジク葉茶を取り扱っております。

栃木の雄大な自然で育った国産100%のイチジク葉茶は、ティーパックにお湯を注ぐだけで気軽にお楽しみいただけます。

気になる方は下記リンクからぜひどうぞ。

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国産100% 無農薬 栃木県産 イチジク葉茶

商品名イチジク葉茶 ティーパック
商品区分食品・飲料
内容量1.5g×15パック
原材料名イチジクの葉
原産地栃木県産
使用方法本品1包をマグカップに入れて熱湯を注ぎ、好みの濃さでお召し上がりください。
使用上の注意開封後はお早めに召し上がりください。
保存方法高温・多湿・直射日光を避け常温で保存
賞味期限製造日より約12ヶ月
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言当店のイチジク葉茶ティーパックは、山年園だけのオリジナル商品です。
老舗のお茶屋がこだわり抜いたイチジク葉茶を是非ご賞味ください(^-^)

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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