キラン草という植物をご存知ですか?
日本に自生する多年草で、かわいい青紫色の花を咲かせる植物なのですが、「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」「イシャダオシ(医者倒し)」といった物騒な別名もあります。
今日は、この謎多きキラン草について書いていこうと思います。
キラン草とは?
キラン草とは、日本に自生するシソ科の多年草。
花や葉にうぶ毛のような白い毛が生えているのが特徴。
地面に張り付くように広がる様子から、「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」という別称がつけられています。
他にも、イシャダオシ(医者倒し)、筋骨草、綺蘭草、金欄草、金瘡小草など、さまざまな呼称があります。
また、開花したキラン草は、「筋骨草」という名前で生薬で販売されています。
キラン草茶にはどんな成分が含まれている?
キラン草茶には以下のような成分が含まれています。
・タンニン
・フラボノイド配糖体
・ステロイド(シアステロン)
・エクジステロン
・ガラクタン
キラン草茶はどんな味がする?
皆目見当がつかないキラン草の味。
キラン草茶の味に関する意見は見つかりませんでしたが、キラン草自体の味に関してのコメントはあったので、いくつか紹介します。
野草ピザ3枚目🌿🌽🐟🌿
ツナ、コーン、ヤブカンゾウ、ノゲシ、トッピングにセリとキランソウ。
4枚目はまたソーセージ諸々🌱🐖🌿キランソウはエディブルフラワーとして超優秀!野性味あるシソ科の香りも良い。
夫も子も沢山食べてくれました。美味しかった〜🤤#野草 #野食 #グリア飯 pic.twitter.com/m8VfogTc4A— タムラグリア/TAMURAGREA (@tamuragrea) 2019年4月14日
シソ科ということで、香ばしいシソのような味わいがするとのことでした。
野性味とクセがあるので、もしかしたら好みが別れるかもしれません。
キラン草茶の飲み方
キラン草茶をより美味しく飲む飲み方についてご紹介します。
急須で飲む場合
ティーバッグタイプのキラン草茶の場合は、急須にお湯を淹れて約4〜5分、茶葉タイプの場合は、6分程度の浸出時間だとベターです。
やかんで飲む場合
やかんにティーバッグに包んだ茶葉を淹れて、1リットルの水を弱火で5〜6分沸騰させれば出来上がりです。
自生しているキラン草を採取しお茶にする場合は、しっかりと水洗いし天日干しをしましょう。
また、キラン草茶に似た「セイヨウジュウニヒトエ」、毒性のある「トリカブト」といった花もあるので、間違えないよう、野草に詳しい人に聞きながら採取するのが得策です。
まとめ
キラン草茶は、スーパーやコンビニなどでは見かけることはめったになく、地方の道の駅などで販売されていることがたまにあります。
もし見かけた際には、ぜひ試してみてください。
ちなみに、当社でもキラン草茶を販売しております。
宮崎県霧島のきれいな空気ですくすくと育ったキラン草を使っています。
無添加、無農薬、山年園の限定商品です。
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