華やかな香りや、すっきりした後味で人気のある烏龍茶。一口に烏龍茶といっても産地によって味や香りに個性があり、お気に入りの烏龍茶がある方も多いかもしれません。
今回は、烏龍茶の産地のなかでも世界的に有名な場所と、それぞれの烏龍茶の特徴をご紹介します。
烏龍茶の起源や歴史について

烏龍茶がいつ誕生したのか正確な記録はないようですが、発祥は中国の福建省にある武夷山(ぶいさん)という説があります。時代は、明時代の中期頃とみられています。
それまで中国では緑茶が飲まれていました。中国で緑茶が生まれたのは紀元前2700年頃。もともとは嗜好品というより、普段の体調を整えたり病気を防いだりする薬に近い存在でした。
緑茶は、茶葉をまったく発酵させない不発酵茶です。そこから、半分だけ発酵させる烏龍茶がどのようにできたのかは諸説あります。
明時代の次の清時代には、半発酵茶、つまり烏龍茶の製法が確立され、そのあと中国の他の地方や台湾に烏龍茶が伝わっていったといわれています。
烏龍茶の主な産地はどこ?

世界的な烏龍茶の産地は、中国と台湾です。具体的には、下記3つが烏龍茶の産地として有名です。
・中国の福建省(ふっけんしょう)
・台湾全土
烏龍茶の産地1:中国の広東省(かんとんしょう)

中国の広東省のなかでも、特に烏龍茶の生産が盛んなのが鳳凰山(ほうおうさん)です。
鳳凰山は主峰である鳳凰髻(ほうおうけい)を筆頭に、高い山々で構成されており、美味しい烏龍茶作りに適した環境。樹齢数百年の古いチャノキがたくさん生えていることでも有名です。
鳳凰山で作られる有名な烏龍茶が、鳳凰単叢(ほうおうたんそう)です。

鳳凰単叢の大きな特徴は、1本のチャノキから摘み取った茶葉だけを使うシングルオリジンであることと、十大香型とよばれる多様な香りの種類があること。十大香型は、マスカットのようなフルーティーな香りの蜜蘭香(みつらんこう)や、シナモンに似た香りの肉桂香(にっけいこう)など、個性豊かなさまざまな香りがあります。
烏龍茶の産地2:中国の福建省(ふっけんしょう)

烏龍茶発祥の地といわれる中国の福建省では、北部にある武夷山(ぶいさん)と、南部にある安渓県(あんけいけん)が烏龍茶の二大産地です。同じ福建省でも、北部と南部で作られる烏龍茶は特徴が異なります。
福建省北部:武夷山(ぶいさん)
福建省北部にある武夷山は、まさに烏龍茶発祥の地として知られています。このエリアには黄崗山をはじめとした高い山々があり、特にゴツゴツした岩山が多いのが特徴です。
これらの岩山の上には、岩面を利用した茶畑が広がっており、そこで作られる烏龍茶は武夷岩茶(ぶいがんちゃ)とよばれます。武夷岩茶は岩中のミネラルを吸収して育ち、そのミネラルによって岩韻(がんいん)とよばれる独特な味わいが生まれます。
武夷岩茶にもいくつか種類がありますが、なかでも有名なのは大紅袍茶(だいこうほうちゃ)です。花のような強い香りと岩韻が感じられ、生産量は極めて少ない烏龍茶です。

福建省南部:安渓県(あんけいけん)
福建省南部の安渓県(あんけいけん)も烏龍茶の生産が盛んで、なかでも鉄観音(てっかんのん)の発祥の地として知られています。
鉄観音は、鉄観音種という品種を独自の製法で仕上げた烏龍茶。蘭を思わせるフローラルな香りと、桃に似たジューシーな味わいがあり、人気のある烏龍茶です。
鉄観音が有名な安渓県ですが、他にも黄金桂(おうごんけい)という烏龍茶も作られます。黄金桂は、キンモクセイを思わせるさわやかな甘い香りが特徴です。
烏龍茶の産地3:台湾

台湾では、国全土で烏龍茶が生産されています。台湾烏龍茶とは、この台湾で作られる烏龍茶の総称です。
台湾で作られる烏龍茶のなかでも、特に標高が高い阿里山(ありさん)・梨山(りさん)・大禹嶺(だいうりょう)などで作られるものは高山烏龍茶とよばれます。それぞれの場所の特徴をご紹介します。
阿里山(ありさん)
台湾の真ん中、台中にあるのが阿里山です。阿里山エリアは高い山々がそびえる景勝地で、標高1,000m以上の山の急斜面で育てられるお茶は霧に包まれて育ち、しっかりした旨みや甘みがあります。
阿里山で作られる代表的な烏龍茶は、阿里山烏龍茶です。阿里山烏龍茶は緑茶に似たさわやかな香りと、花のような芳醇な香りが特徴。清涼感のある甘さで、人気の高い烏龍茶です。
梨山(りさん)
梨山は台中の北のほうに位置し、標高2,000m~2,600mほどの高地にあります。
梨山を代表する烏龍茶といえばやはり梨山烏龍茶。梨山烏龍茶は、数ある台湾烏龍茶のなかでも最高級クラスのお茶です。
特徴は、梨や桃に似たフルーティーな味わいと、鼻に抜けるようなさわやかな香り。透明感のある甘みと芳醇な香りで、特別な時間におすすめの贅沢な味わいです。
大禹嶺(だいうりょう)
大禹嶺は梨山のほぼ隣にあり、標高は2,800m越えと極めて高い場所です。世界的に見てもトップクラスの高地にある茶産地で、これ以上の標高になると環境的にお茶を育てるのは難しいといわれています。
大禹嶺で作られるのは、大禹嶺烏龍茶。かなり高い標高の厳しい環境で育てられるため、収穫量は限られ、収穫も年2回ほど。生産量が安定しておらず、とても希少な烏龍茶です。
スズランを思わせる優しい香りと濃厚なコク、森林を思わせる清涼感のある後味が楽しめます。
凍頂山(とうちょうさん)
台湾南投県の鹿谷鄕(るーぐーきょう)凍頂山(とうちょうさん)は、標高800mほどの茶産地です。凍頂山で有名な烏龍茶は、凍頂烏龍茶です。
凍頂烏龍茶のなかでも発酵度によって風味が変わり、発酵度が弱い清香(ちんしゃん)は緑茶に近いすっきりした味わい、発酵度が高い濃香(のんしゃん)は熟れた桃のような芳醇な香りがあります。

日本の烏龍茶(国産烏龍茶)の産地

世界的な烏龍茶の産地は中国の一部と台湾ですが、実は日本国内でも烏龍茶は作られています。日本で作られる烏龍茶は国産烏龍茶とよばれ、生産量は少ないものの、中国や台湾産のものとはまた違った魅力があります。
国内でも特に国産烏龍茶の生産が盛んなのが、静岡県や宮崎県です。
特に宮崎県の五ヶ瀬(ごかせ)は、高温の鉄の釜で茶葉を炒って作られる釜炒り茶が有名な場所。五ヶ瀬ではこの伝統的な釜炒り製法を活かして、香ばしい国産烏龍茶が作られています。
山年園で販売している烏龍茶について
山年園では、中国や台湾産はもちろん、国産烏龍茶も販売しています。国産烏龍茶は静岡県産の茶葉を使用しており、すっきりした香りでどんな料理にもよく合います。脂っぽい料理には黒烏龍茶もおすすめです。
烏龍茶(リーフタイプ)
| 商品名 | 国産烏龍茶 |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 100g |
| 原材料名 | 烏龍茶 |
| 原産地 | 静岡県産 |
| 使用方法 | 本品約10gをティーパックに入れ、沸騰させたお湯1リットルに入れた後、お好みの濃さになるまでとろ火で3~5分程煮出してお召し上がりください。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 国産100%の烏龍茶です。 お茶の本場静岡県産の烏龍茶を是非ご賞味ください(^-^) |
国産黒烏龍茶
| 商品名 | 烏龍茶ティーバッグ |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 48g(4g×12) |
| 原材料名 | 緑茶(静岡県産) |
| 保存方法 | 高温/多湿を避け移り香にご注意ください。 |
| お召し上がり方 | [HOT]・ティーバッグ1包にお湯約300cc~500cc・約2分待ちます。・お好みの濃さで交互に注いで完成。 [ISE]・ティーバッグ1包にお湯約1リットルを注ぎます。・粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。・お好みの濃さになったらティーバッグを出して完成。 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | さっぱりとした味わいとすっきりとした後味が特長です(^-^)/v |
阿里山金萱
| 商品名 | 台湾烏龍茶 阿里山金萱 |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 2g×12包 |
| 原材料名 | 烏龍茶 |
| 原産地 | 台湾 |
| 使用方法 | 本品1包をマグカップにいれ、熱湯を注いでお好みの濃さになるまで待ってお召し上がりください。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 高温・多湿・直射日光を避け常温で保存 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 当店の台湾烏龍茶 阿里山金萱ティーパックは、山年園だけのオリジナル商品です。 老舗のお茶屋がこだわり抜いた台湾烏龍茶 阿里山金萱を是非ご賞味ください(^-^) |
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