紅茶で有名な国といえば、イギリスやインド、スリランカなどを思い浮かべる方も多いかと思いますが、そもそも紅茶はどこの国で発展したのでしょうか?またいつ頃日本に伝わってきたのでしょうか?
本記事では、知っているとより紅茶が好きになる、「紅茶の歴史」について解説します。
紅茶の歴史の年表

まずは、世界における紅茶の歴史のおおまかな流れを、簡単な年表でまとめます。
| 年 | 国 | 出来事 |
| 紀元前2700年頃 | 中国 | 緑茶の誕生 |
| 1610年 | オランダ | 東インド会社により、中国からオランダに緑茶が持ち込まれた |
| 1662年 | イギリス | チャールズ2世とキャサリンの結婚により、ポルトガルからイギリスに緑茶が持ち込まれ、しだいに紅茶となってイギリスの貴族社会で流行 |
| 1834年 | インド | インドで紅茶の栽培がスタートし、イギリスの主産業に |
| 1867年 | スリランカ | スリランカで紅茶の栽培がスタート |
| 1875年 | 日本 | 日本で国産紅茶の生産がスタート |
| 1887年 | 日本 | イギリスから日本へ初めて紅茶が渡ってきた |
上記の流れに沿って、それぞれの出来事を次から詳しく解説します。
紅茶の歴史1:中国で紅茶の起源となる緑茶が誕生

紅茶が誕生する前に生まれたお茶が緑茶です。もともとは中国発祥の緑茶が、今の紅茶のルーツとなります。中国では、紀元前2700年頃には緑茶が誕生していたといわれています。
そこから長年かけて中国で発展した緑茶ですが、17世紀の1610年に初めてヨーロッパに渡ったといわれています。この年、東インド会社によって中国からオランダに緑茶が持ち帰られ、オランダに着いた緑茶がイギリスやフランスなどヨーロッパに普及していったようです。
紅茶の歴史2:イギリス(英国)における紅茶の発祥と普及

中国からオランダに渡り、さらにヨーロッパに広まった緑茶。そこから何らかの機会を経て、イギリスの好みに合わせて、発酵させた紅茶になっていったとみられています。そしてイギリスで大流行しました。
2-1:ポルトガルから持ち込まれたお茶が、イギリスの貴族社会で流行
イギリスに紅茶を飲む習慣を根付かせたのは、キャサリン・オブ・ブラガンザという王妃といわれています。ポルトガル出身のキャサリンは、1662年にイギリスのチャールズ2世と結婚しイギリスに来ました。
当時のイギリスは、ライバルであったオランダに対抗するために、オランダのライバルであるポルトガルからキャサリンを嫁がせました。この政略結婚で、キャサリンはポルトガルからイギリスに莫大な持参金を渡しました。さらに当時のポルトガルは貿易が発展しており、ヨーロッパでは貴重だった砂糖やスパイスなども大量にイギリスに持ち込んだといわれています。その際に一緒に持ち込まれたのが緑茶でした。
キャサリンは馴染みのない異国の地で身を守るために、緑茶に砂糖を入れて日常的に飲んでいたとされています。当時は珍しかった緑茶に、貴重だった砂糖を入れて甘くして飲む贅沢な嗜好品は、やがてイギリス貴族の間で流行しはじめました。
そのあと、だんだんと緑茶を発酵させた紅茶がイギリスに輸入されるようになり、本格的にイギリスの貴族社会で紅茶がブームになったとみられています。
2-2:次第に一般市民にも
17世紀の中頃になると、イギリスの貴族社会で普及していった紅茶は、次第にコーヒーハウスでも飲まれるようになっていきました。コーヒーハウスとは、男性を中心に、コーヒーを飲みながら人と交流したり情報交換したりするお店。イギリスの中心ロンドンには、1652年に初めてオープンしたといわれています。
当時はコーヒーも貴重なものだったため、コーヒーが飲めるコーヒーハウスは貴族の社交場のような場所でした。のちに次第にコーヒーハウスが大衆化していったことで、紅茶が一般市民にも飲まれるようになっていったとみられています。
紅茶の歴史3:インドでのお茶生産がスタート

このようにイギリスでの紅茶需要は一気に高まったものの、当時の紅茶の茶葉は中国でのみ作られていました。
1823年になると、イギリス人のロバート・ブルースという東インド会社の人間が、インドのアッサム地方で自生しているチャノキを発見。これにより、1834年にアッサム種をはじめとしたインドでの紅茶栽培が始まりました。
アッサムで作られたアッサムティーはロンドンのオークションにかけられ、そのクオリティの高さが評価されたといわれています。このインドでの紅茶の栽培が軌道に乗り、紅茶はイギリスにとっての主要産業になりました。
紅茶の歴史4:スリランカでのお茶生産がスタート

1867年になると、スリランカでも紅茶の生産が始まりました。きっかけは前年の1866年に、スコットランドからスリランカへ、スコットランド人のジェームス・テイラーという人物が渡ったこと。
当時はコーヒーの生産が盛んだったスリランカで、ジェームスはコーヒー栽培の助手をしていました。1867年には初めてチャノキを植え、コーヒーではなく紅茶の栽培や製茶の研究を始めました。
そのあと、スリランカではコーヒー栽培から紅茶栽培に切り替える農家が増え、いまや「セイロン(=スリランカ)ティー」として世界中に知れ渡る紅茶の一大生産国に。よってジェームスは、「セイロンティーの父」と称されています。
紅茶の歴史5:日本国内での紅茶生産がスタート

1875年(明治8年)になると、いよいよ日本国内でも国産紅茶の生産が始まりました。
国内で初めて紅茶が作られたのは、熊本県山鹿市(やまがし)です。中国から山鹿市に紅茶製造技術者が派遣され、紅茶伝習所が設置されました。ここで国産紅茶を製造し、新たな輸出産業を強化するのが日本政府の目的でした。
紅茶の歴史6:イギリスから紅茶が初めて日本へ

1887年(明治20年)には、イギリスから日本に初めて紅茶が渡ってきました。当時明治維新の真っ只中だった日本では西洋文化からの影響が強まり、着物ではなく洋服を着たり、レンガ造りの建物が増えたりしていました。
当時はすでにインドやスリランカなどで紅茶の生産が盛んでしたが、西洋文化に憧れていた日本は、イギリスから紅茶を輸入することにしたとみられています。同年にイギリスから日本に初めて輸入された紅茶の茶葉の量は100kgほど。本場イギリスの紅茶の美味しさは、日本国内でも瞬く間に人気になりました。
紅茶の歴史7:国産紅茶の普及

このように中国の緑茶から数々の出来事を経て、今私たちが飲んでいる紅茶が存在します。現在では、インドやスリランカなど海外産の紅茶はもちろん、国内で生産される国産紅茶(和紅茶)も年々広まってきています。
国産紅茶は、海外産の紅茶とは違い渋みが少なく、やわらかい甘みがあるのが特徴。クセがなく飲みやすいので、人気が高まっています。

山年園で販売している紅茶について
山年園でもオリジナルの国産紅茶を販売しています。しっかりした甘みとすっきりした香りで、紅茶特有の渋みが苦手な方にもおすすめの紅茶です。ストレートでもミルクを加えても、美味しくお楽しみいただけます。
宮崎紅茶
| 商品名 | 有機 紅茶 |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 50g |
| 原材料名 | 有機 紅茶 |
| 原産地 | 宮崎県 |
| 使用方法 | ポットとカップを十分に温めておきます。約2gで200cc が適量で 熱湯で約3分程蒸らして 充分に茶葉を躍らせます。温めたカップに注ぎ 香りを楽しみます。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 標高が高く、山の香り、樹木の香りが立つ中で、じっくりと発酵された紅茶の甘い香り(萎凋香)をお楽しみ下さい(^-^) |
国産紅茶(リーフ)
| 商品名 | 紅茶 |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 80g |
| 原材料名 | お茶(静岡産) |
| 原産地 | 日本産 |
| 使用方法 | 本品3~5gを急須またはティーポットに入れ、熱湯を注ぎお好みの濃さでお召し上がりください。 |
| 使用上の注意 | お茶は鮮度が大切です。開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 高温・多湿・直射日光を避け常温で保存 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 老舗のお茶屋がこだわり抜いた「国産紅茶」を是非ご賞味ください(^-^) |
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