お茶の品種日本茶雑学

つゆひかりの特徴とは?静岡産の希少品種【甘くて飲みやすく水色が美しい】

つゆひかりお茶の品種

「つゆひかり」は、甘くて飲みやすく、さらに水色が美しいことで人気があるお茶の品種です。

今回は、「つゆひかり」の特徴や味などについて解説します。

「つゆひかり」ってどんな品種?

つゆひかり 品種

「つゆひかり」とは、静岡県で、「静七一三二/静7132(しずなないちさんに)」と「あさつゆ」を交配させてできたお茶の品種です。あさつゆの「つゆ」と、静岡の茶産業の光となってほしいという願いの言葉「ひかり」を合わせて名付けられました。

2000年に品種登録を出願し、翌年の2001年4月には静岡県の奨励品種になりました。数ある茶品種のなかでも比較的新しい部類に含まれます。

「つゆひかり」と「あさつゆ」の違い

「あさつゆ」は「天然玉露」ともよばれるほど、まろやかな甘みと旨味が人気の品種です。

さらに「あさつゆ」の水色は、鮮やかで深みのある緑色をしています。これらの特徴を受け継いだ「つゆひかり」も、同じく水色が非常に美しく、甘みや旨味も強いです。

「つゆひかり」と「あさつゆ」の違いは主産地です。「つゆひかり」は主に静岡県で作られますが、「あさつゆ」は主に鹿児島県の南九州市で作られます。

「つゆひかり」の主産地である静岡県・御前崎市について

つゆひかり 御前崎

今も「つゆひかり」の主産地となっているのは静岡県・御前崎(おまえざき)市です。

御前崎市は静岡県最南端の茶産地で、太平洋に面した海岸が美しい場所です。年間の日照時間が多く、気候が温暖なため、お茶の生育には適した環境です。

「つゆひかり」の新茶の時期はいつ?

「つゆひかり」は早生品種で、「やぶきた」よりも新茶の収穫は数日早いです。

特に「つゆひかり」の主産地で御前崎市は、静岡県でもっとも早く新茶の時期を迎え、4月中旬頃には新茶が収穫されはじめることが多いです。

「つゆひかり」の特徴

つゆひかり 特徴

「つゆひかり」には大きく以下の4つの特徴があります。

鮮やかな緑色の水色

「つゆひかり」の大きな特徴は、何といってもその水色の美しさ。茶品種によって深い緑色や黄金色など水色はさまざまですが、「つゆひかり」の水色は目にも鮮やかな明るい緑色です。

フレッシュで美しい緑色は、透明なグラスに注いだときにもひときわ映えます。

甘みや旨味が強い

「つゆひかり」は甘みと旨味成分であるテアニンを多く含んでいます。そのため、深い甘みと旨味を感じられ、どなたでも飲みやすい味です。水だしでアイスティーにすると、ホットよりさらに強く甘みを感じられるのでおすすめです。反対にカテキンは少ないので、苦みや渋みはあまり感じません。

紅茶にも適している

「つゆひかり」は香りが良く、さらに渋みが少ないため、紅茶にも適した品種です。渋みが少なくほんのり甘い「つゆひかり」の紅茶は、和紅茶としても人気があります。

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耐病性と耐寒性が高く、育てやすい

「つゆひかり」は病気や寒さにも強く育てやすい品種です。

特にお茶に多い炭疽病(たんそびょう)にとても強いといわれています。耐寒性もあるため、国内北部の寒い地域を含め、さまざまな地域で育てやすいメリットがあります。

「つゆひかり」の味や香りについて

つゆひかり 味

「つゆひかり」を飲んだ方の味や香りに関する感想を、Xよりいくつか抜粋して紹介します。

ほとんど苦みや渋みを感じず、どちらかというとまろやかな甘みを感じる方が多いようですね。また、「つゆひかり」の大きな特徴である水色の美しさを感じる方もおり、目でも楽しめるのがうれしいですね。

「つゆひかり」の美味しい入れ方

つゆひかり 入れ方

急須に「つゆひかり」の茶葉を入れます。1人分あたり3~5gが目安ですが、濃い目のお茶がお好みの方は少し多めに入れましょう。

そこに、70度ほどに冷ましたお湯を注ぎます。「つゆひかり」はテアニンの含有量が多いため、70度ほどのお湯で淹れることで、テアニンの甘みや旨味が十分に抽出されます。

あとは急須にフタをして、40秒~1分ほど蒸らして湯呑みに注げば完成です。

注ぎはじめは薄く、注いでいくうちにだんだん濃いお茶が出てきます。濃さを均一にするためにも、複数の湯呑みに注ぐ場合は必ず回し注ぎをしましょう。

また、「つゆひかり」は水だしで飲むのもおすすめ。茶葉を10~15gほど入れたティーバッグを水たっぷりのポットに入れ、冷蔵庫に入れて数時間から一晩置くだけ。長く置きすぎると、苦みが抽出されてしまうため注意してください。美しい水色かつ甘みが強いつゆひかりは、アイスで楽しむのにも最適ですよ。

山年園で販売しているつゆひかりの商品について

山年園でも、オリジナルの「つゆひかり」を販売しております。「嬉野 露ひかり」は、佐賀県の有名なお茶「嬉野茶(うれしのちゃ)」のつゆひかりです。口の中にやさしく広がる「つゆひかり」の風味と美しい水色をぜひご家庭でお楽しみください。

嬉野 露ひかり

つゆひかり 嬉野茶
商品名嬉野 露ひかり
商品区分飲料
内容量100g
原材料名緑茶(国産)
保存方法高温/多湿を避け移り香にご注意ください。
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言当店でも非常に人気な日本茶です(^-^)/

嬉野 露ひかりの購入はこちら

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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