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甘納豆(あまなっとう)の種類や原料とは?江戸時代に生まれた歴史あるお菓子

甘納豆おすすめ商品

ねっとりとした食感と深い甘みが特徴の甘納豆。

おやつやお茶請けに、古くから多くの人に愛されている日本のお菓子です。

実は甘納豆に使用される素材は豆以外の様々あり、さらにアレンジすることでより美味しく食べることができます。

今回は、あらためて知りたい甘納豆の魅力を解説します。

甘納豆とは?

甘納豆 とは

甘納豆とは、素材を砂糖漬けにしたお菓子です。

素材は大豆や花豆、金時豆といった豆類が中心ですが、他にもサツマイモやトマト、栗などを使った甘納豆もあります。

甘納豆は、素材をじっくり煮込んでやわらかくしてから甘い蜜に漬け込んだあと、表面に砂糖をまぶして乾燥させて製造されます。

蜜を吸ってやわらかくなった素材は、ねっとりとした食感でとても甘く、お茶やコーヒーのお供にぴったりです。そのまま食べるだけではなく、パンやごはんなどに混ぜるアレンジも。

特に北海道の一部地域では、赤飯に甘納豆を混ぜる文化があります。

納豆の種類

甘納豆は「納豆」と名前が付いているものの、一般的な納豆とはまったく異なる食べ物です。

そもそも納豆には、大きく分けて下記の3種類があります。

・甘納豆
・糸引き納豆
・寺納豆(塩辛納豆)

糸引き納豆は、一般的に食卓で並んでいる納豆です。納豆菌によって大豆を発酵させています。

寺納豆(塩辛納豆)は、大豆を小麦や麹菌と合わせて塩水に漬け込んだものです。麹菌によって発酵させます。見た目は黒く、粘り気はありません。「塩辛」という名前がついているように、強い塩気があるのが特徴です。

甘納豆の歴史

甘納豆は、文久年間(江戸時代後期)に、東京日本橋の老舗菓子屋「榮太樓(えいたろう)」三代目である細田安兵衛氏が考案したといわれています。

甘納豆の素材である「ささげ豆」は、赤飯に用いられていたものの、お菓子の素材には使えない豆と認識されていました。ささげ豆は、煮ても皮が破れにくいことから「腹が切れない=切腹しない」という意味で、縁起物として好まれたそうです。

細田氏は、値段が安く、庶民でも手軽に味わえるお菓子を作れるとして、このささげ豆に着目。

試行錯誤を重ねた結果、現在の甘納豆の原型である「甘名納糖(あまなっとう)」が完成しました。

濃厚な甘味を感じられるお菓子で、かつ日持ちもしたため、大変評判になったそうです。

甘納豆に使用される原料の種類

甘納豆 種類

甘納豆の原料には、さまざまな種類があります。

ここでは、代表的な甘納豆の原料や素材について解説します。

豆の甘納豆

大豆や花豆、金時豆、白花豆、ソラマメなどさまざまな豆類を蜜漬けにします。

甘納豆は豆を長時間じっくり煮込んで作られるため、長く加熱しても皮が破れない大きいサイズの豆を使うことが多いです。

砂糖漬けにしたお菓子で似たものだと、果物を砂糖漬けにした「フリュイ・コンフィ」と呼ばれるフランスの伝統菓子がありますが、豆を砂糖漬けにする文化は、日本独自といわれています。

トマト甘納豆

生のトマトを、砂糖と一緒に煮詰めた甘納豆です。

砂糖ではなく塩をまぶした「塩トマト甘納豆」もあり、砂糖で煮詰めたトマトの果肉の甘みを、塩のしょっぱさが引き立てます。

トマトを乾燥させているため、生のトマトを食べるよりも効率的に多くのリコピンを摂取できます。

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みかん甘納豆

みかんを一房ごとにバラバラにしてから、砂糖と一緒に煮詰めた甘納豆です。

みかん特有のさわやかな酸味がありながらも、まぶした砂糖の甘みで食べやすく、人気の甘納豆の1つです。

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甘納豆の栄養成分

甘納豆 栄養

甘納豆にはどのような栄養成分が含まれるのでしょうか。ここでは、主に豆類を使った甘納豆に含まれる栄養成分について解説します。

食物繊維

食物繊維は可食部100gあたりに4.8g含まれています。

豆類には不溶性食物繊維が多く含まれており、甘納豆を食べることで手軽に摂取できます。

ミネラル類

ミネラル類も豊富に含まれています。

甘納豆100gあたりに、マグネシウム17mg、リン38mg、ナトリウム45mg、カリウム170mgなどが含まれています。特にカリウムの含有量が突出して多いです。

甘納豆の味について

甘納豆 味

やはり甘納豆はとても甘いのでしょうか?

ここでは、甘納豆(豆類)を実際に食べた方の味の感想を、Twitter(X)より一部ピックアップしてご紹介します。

豆の原料によっても、食感や味が異なるようですね!

ぜひ、さまざまな種類の甘納豆を食べて、お気に入りを見つけてみてください。

甘納豆のアレンジレシピ・食べ方

甘納豆 レシピ

甘納豆は、そのまま食べても十分おいしいですが、料理やスイーツ作りにも活用できます。

ここでは、甘納豆のアレンジレシピをいくつかご紹介します。

蒸しパン

ホットケーキミックスに砂糖を混ぜて、溶き卵と牛乳、無塩バターも加えてよく混ぜます。

ココットなどの耐熱容器にグラシン紙を敷き、その中に混ぜた生地を注ぎます。

焼くと膨らむので、容器の8分目くらいまで入れるようにしましょう。その上に甘納豆を数粒置きます。

フライパンに布巾を入れて少し水を入れ、その中に生地を注いだ容器を置きます。

フライパンに蓋をしたら、水が沸騰するまで中火で蒸し焼きにします。

水が沸騰したら、弱火にして15分ほど蒸し焼きにすれば完成。生地に抹茶パウダーを混ぜても美味しいですよ。

寒天

寒天流し(寒天容器)を濡らして、底にお好みの量の甘納豆を敷き詰めます。

鍋に粉寒天と水を入れて沸騰させ、砂糖を入れて混ぜたらコンロから下ろしましょう。

冷めないうちに寒天流しに注ぎ、粗熱を取ったら冷蔵庫に入れます。

40分~1時間ほど冷やせば、甘納豆のアクセントが美味しい寒天のできあがりです。

赤飯

もち米とうるち米(普通のお米)を合わせて研ぎ、炊飯器に入れます。

割合は、もち米2:うるち米1ほどが目安です。

炊飯器の水は、「おこわ」の目盛りまで入れましょう。色合いを良くしたい場合は、水で溶かした食紅を加えてください。

甘納豆の表面についている砂糖を水で落としたら、炊飯器の中に入れます。あとは普通に炊飯するだけでOK。

もしくはお米だけを炊いて、炊きあがったお米の上に甘納豆を載せて30分ほど蒸らし、混ぜるだけでもおいしい赤飯ができますよ。

甘納豆の作り方

甘納豆

甘納豆は、自宅でも作れます。時間と手間はかかるものの、自分好みの食感や甘さで作れるので、ぜひお試しください。

1:豆をボウルに入れて、一晩たっぷりの水で浸し置く
2:豆の水気を切って鍋に入れ、新たに水も加えてから中火にかける。沸騰直前で弱火にしてからコトコト煮込む。豆をやわらかくするために、少しずつ水を足す
3:3時間ほど煮込んで、芯まで豆がやわらかくなったら、ザルにあけて豆の水気を切る
4:鍋に水とグラニュー糖を投入して火をかける。とろみが出てきたら豆を加えて、沸騰直前で火を止めてそのまま粗熱を取る
5:塩を加えて再度火をつけ、弱火で20分ほど煮込んだら火を止め、粗熱を取る
6:再度、豆をザルにあけて水分を切ったあと、クッキングシートの上に豆同士が重ならないように並べて、1時間ほど乾燥させる
7:豆の表面に、グラニュー糖をかけてよくまぶす。お好みで、きな粉をかけてもOK

甘納豆に関するよくある質問

甘納豆 カロリー

甘納豆は日持ちする?賞味期限について

甘納豆の種類にもよりますが、賞味期限は未開封で1ヶ月ほどの製品が多いようです。

一度開封したら、賞味期限に関わらずなるべく早めに食べきりましょう。

甘納豆の保存方法は?

高温多湿の場所を避け、冷暗所で保存しましょう。

未開封であれば常温保存で問題ないですが、一度開封したものは、密封して冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

甘納豆のカロリーや糖質はどのくらい?

甘納豆は砂糖を多く使っているため、カロリーや糖質量は高めです。

豆類の甘納豆は、どの豆を原料とするかにもよりますが、100gあたり280キロカロリーほどです。

また、糖質量は可食部100gあたり約64gと非常に高いです。

山年園が提供している甘納豆

山年園でもオリジナルの甘納豆を取り扱っています。

黒大豆を使った甘納豆だけでなく、甘さをギュッと凝縮させたドライトマトに、梅の名産地である和歌山県でできた紀州産梅パウダーのさわやかな酸味を加えた「トマト甘納豆」や、広島県産のみかんを使っている当店オリジナルの「みかん甘納豆」など、種類豊富です。

ぜひ、ご家庭でご賞味ください。

大粒甘納豆 丹波黒

大粒甘納豆 丹波黒
商品名豆菓子
商品区分食品
内容量80g
原材料名黒大豆(国産、遺伝子組み換えでない)砂糖、食塩、重曹、硫酸鉄
保存方法直射日光を避け冷暗所にて保存
賞味期限製造日より約12ヶ月
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言国産の黒大豆を使用したおいしい豆菓子です。 老舗のお茶屋がこだわり抜いた、大粒甘納豆 丹波黒を是非お試しください(^-^)/

丹波黒大豆の購入はこちら

トマト甘納豆

トマト甘納豆 商品
商品名梅塩とまと甘納豆(トマト加工品)
商品区分食品
内容量180g
原材料名ドライトマト(トマト、砂糖)、塩、梅干パウダー(梅干、しそ梅酢)、酸味料、酸化防止剤(亜硫酸塩)
使用上の注意開封後はお早めに召し上がりください。
本品製造工場では、クルミを含む製品を製造しています。
保存方法直射日光、高温多湿を避けて保存して下さい。
賞味期限製造日より約12ヶ月
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
店長の一言老舗のお茶屋がこだわり抜いた、とまと甘納豆を是非お試しください(^-^)/

トマト甘納豆の購入はこちらから

みかん甘納豆

みかん甘納豆 製品
商品名みかん 加工品
商品区分食品
内容量80g
原材料名みかん、砂糖、食塩(海人の塩)、クエン酸、酸化防止剤(亜硫酸塩)
保存方法直射日光、高温多湿をお避け下さい
販売事業者名有限会社山年園
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3-34-1
製造事業者名蒲刈物産株式会社
広島県呉市蒲刈町大浦7407-1
店長の一言藻塩使用でほんのり塩味「みかん甘納豆」を是非ご賞味ください(^-^)/

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塩原大輝(しおばらたいき)
有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。
このコラムを書いた人
塩原大輝(しおばらたいき)

有限会社山年園 代表取締役です。巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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