八女茶の特徴|福岡が産地のブランド茶を美味しく味わう

お茶の産地
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4〜5月、新茶のシーズンが近づくと、新しいお茶にチャレンジしたくなるもの。

とはいっても、お茶の種類が多すぎてどれがいいのか分からないことも多く、迷ってしまいますよね。

新しいお茶を開拓するのは楽しいけれど「好みに合わないから消費しきれない… 」となるのは避けたいですよね。

そこで今回は、「八女茶」について詳しく紹介します。

この記事を参考に、ぜひあなた好みのお茶を発見してみましょう。

八女茶とは?

八女茶(やめちゃ)とは、福岡県の八女市とその周辺で生産されるブランド茶です。

福岡県は、あまり日本茶のイメージがありませんが、実は栽培面積と収穫量で全国6位を誇る有名なお茶の産地です。

八女市とその周辺地域は「冷涼多雨」であり、日本茶の栽培においては非常に適した環境とされています。

八女茶の生産量は全国のおよそ3%ほどしかなく、希少価値が高いため、高値で取引されることが多いです。

八女茶の味の特徴

八女茶は甘さとコク、しっかりとした旨味がありながらも爽やかな印象を受ける味わいといわれています。

八女では昔ながらの伝統を守り、化学繊維ではなく稲わらで新芽を覆います。

通常は2週間のところ、八女茶の栽培では20日程度、日光を遮ります。

これによってお茶の旨味成分であるテアニンが日光によってカテキンやカフェインに変化するのを防ぎ、甘みやコクが感じられるお茶に仕上がります。

また、通常であれば三番茶や四番茶を収穫するところ、八女茶は二番茶までしか収穫しないことがほとんどです。

加えて、芽の数を少なく一枚一枚の葉を大きく育てる「芽重型」という栽培方法を行っているので、品質が高いお茶が生産されます。

八女茶の発祥と歴史

中国から日本にお茶の文化が入ってきたのは奈良時代〜平安時代であり、栽培はおよそ鎌倉時代の初期に始まり、その後全国へと広がりました。

八女地方にお茶文化が浸透したのは少し遅く、室町時代の初期に明(中国)から「周瑞禅師」によってお茶の種が持ち帰られて、栽培と製造法、喫茶法が伝えられました。

大正時代までは中国伝来の「釜炒り法」で作っていましたが、蒸製法に変えたのをきっかけに、八女のお茶をブランド化させる動きが始まります。

その後、八女茶は2008年に商標登録されました。

八女茶の新茶の時期は桜前線を目安に

新茶とは、その年に初めて収穫される「一番茶」のことを指し、「旬」「初物(はつもの)」と呼ばれることもあります。

八女茶の新茶は4月上旬~中頃に出始め、5月上旬が最盛期です。

新茶は特に生産量が少ないため人気が高いです。

時期が近づいてきたら早めにチェックしましょう。

八女茶の入れ方

八女茶を入れるときは、まずお湯を沸騰させましょう。

キレイな井戸水がベストですが、水道水でも5分以上沸騰させてカルキを抜けば問題ありません。

茶葉の量とお湯の温度、抽出時間は以下が目安です。

●玉露…葉10g(大さじ2)、お湯50~60℃、お湯の量60~90ml、抽出2.5~3分
●煎茶…葉6~7g(軽く大さじ2)、お湯70~80℃、お湯の量170~180ml、抽出1~2分

注ぎ始めは薄く、後から濃くなっていくので、人数分の茶碗に回し注ぎます。

お湯や茶葉の量、抽出時間などはお好みで調節してみてください。

まとめ

今回は福岡県のブランド茶「八女茶」を紹介しました。

八女茶は日本茶本来の旨味やコク、甘味を存分に感じられるお茶であり、全国茶品評会にて10年連続で農林水産大臣賞、16年連続で産地賞を受賞したお茶です。

伝統や品質へのこだわりが強く生産量が少ないため、お求めの際は早めにチェックしてみましょう。

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CHANOYU編集部
巣鴨のお茶屋さん山年園は、巣鴨とげぬき地蔵通り門前仲見世にあり、60年余りの間、参拝のお客様にご愛顧頂いている茶舗「山年園」です。健康茶、健康食品、日本茶、巣鴨の情報などをメインに、皆様のお役に立てる耳寄り情報をまとめています。

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