お茶は美味しいだけではなく、栄養価の高さやリラックス効果など体にうれしいポイントがたくさん。もちろん日本茶だけではなく中国茶や紅茶なども含めて、お茶は私たちの生活を豊かにするために欠かせない存在です。
このお茶の意義を再確認し、お茶の普及をより拡大するために制定された世界的な記念日が、国際お茶の日(international tea day)です。
本記事では「国際お茶の日(international tea day)」をご紹介します。
5月21日の「国際お茶の日(international tea day)」とは?

「国際お茶の日」とは、2019年に国際連合が制定した世界的な記念日です。英語では「international tea day」とよばれます。国際お茶の日にあたるのは、毎年5月21日です。
国際お茶の日(international tea day)の目的

国際お茶の日が制定された背景には、単なる飲み物としてだけではない、お茶の価値や存在意義をもっと世界に広めたい思いがあります。国際お茶の日によってあらためて認識したい目的を、いくつか解説します。
お茶の文化的な価値
もともとお茶の発祥は中国といわれていますが、日本をはじめ他の国に渡ってからも、お茶はそれぞれの地域で独自の進化を遂げて今も愛されています。その土地の気候やカルチャーを反映したお茶には、地元の人のコミュニティの繁栄や、現地を訪れた人へのおもてなしなどの観点でも大切な意味があります。
しかし、少子高齢化などで茶農園や独自のお茶の製法を受け継ぐ人が減っている地域も多く、その地域ならではのお茶の文化的価値の存続が危ぶまれているケースもあります。
お茶の健康への効果
言うまでもなく、お茶は健康面でもメリットが多い飲み物。カテキンなどのポリフェノールや、テアニンなどのアミノ酸などを多く含みます。カフェインもコーヒーよりは少ないので、カフェイン摂取量が気になる方にとってお茶を選ぶポイントになります。
カテキンの苦みやカフェインですっきりリフレッシュできるだけではなく、テアニンでゆったりした気持ちになり、さらに淹れたときの香りでリラックスもできるのが、お茶の魅力といえるでしょう。カロリーがとても低いのもうれしい利点です。
お茶の経済的な重要性
お茶の生産量ランキングをみると、上位にはケニアやインド、バングラデシュなどもあり、経済的に決して豊かではないエリアでもお茶がつくられています。
これらの場所にとって、お茶産業は生活を支えるための重要な手段。持続可能なお茶の製造や販売体制を整えることは、貧困を削減し豊かな生活を維持するためにも不可欠です。
お茶の消費量回復
お茶の消費量回復も、国際お茶の日が制定された大きな目的の1つです。
日本国内だけでみても、特に若い世代の間で、お茶の消費量は年々減少傾向にあるといわれています。農林水産省が発表したデータによると、一世帯あたりのお茶(リーフ茶)の消費量は、平成21年には937gほどでしたが、令和7年には593gほどまで減少していることがわかります。
ここまでお茶の消費量が減少している背景として、ペットボトルで手軽に飲めるお茶の消費量が増えていることが考えられます。加えて、そもそも急須でお茶を淹れる手間がデメリットととらえられていることもあるようです。
お茶は世界でどのように飲まれている?

日本では日本茶や抹茶などのお茶をストレートで淹れ、お菓子や食事とともに楽しむのが一般的です。お茶自体に甘みがついていることは少なく、あくまでも甘いお菓子や濃厚な料理に合わせてすっきり飲める甘くない飲み物であることがほとんど。
一方、世界でみると、日本とはまた異なるお茶の楽しみ方があるようです。
Matcha(マッチャ)のアレンジ
日本の抹茶は、SNSの普及やインバウンド客の増加などによっていまや世界中に知れ渡っています。コーヒーよりもヘルシーにカフェインを摂取できる点や、見た目のグリーンの美しさがSNS映えする点などから年々人気が高まっているのです。
欧米やアジア圏などを中心にMatcha(マッチャ)の専門カフェや商品などが普及しており、抹茶ミルクなど日常的に抹茶を楽しむ人の姿をみることができます。

砂糖やミルク、スパイスを入れて
インドやネパールなどの南アジア周辺では、紅茶にミルクとたっぷりの砂糖、さらにシナモンやカルダモンなどのスパイスを加えてチャイとして飲むのが一般的です。
トルコや中東の国々でも、紅茶に砂糖を入れて甘くして飲む習慣があります。北アフリカのモロッコでも、ミントティーにたっぷりの砂糖を溶かし、かなり甘めにして飲むのが一般的。
これらの国は高温で乾燥している気候が多く、お茶にたっぷりの砂糖を入れることでエネルギー補給の意味もあると考えられます。
日本と国際お茶の日(international tea day)の関係

日本ではそもそも日本茶をはじめとして、日常的にお茶を飲む習慣が多いといえますが、前述のとおり若い世代を中心にお茶離れが進んでいるのも事実。
そこで農林水産省などの行政でも、国際お茶の日をきっかけに、若者を中心としたお茶の消費拡大を広めるための討論や、イベントの計画などが進められています。
参照:第1回茶業及びお茶の文化の振興に関する基本方針 有識者検討会 議事概要
また、日本独自のお茶の記念日として、10月1日と31日を「日本茶の日」に制定しています。国際お茶の日の5月はちょうど煎茶の、日本茶の日の10月は抹茶の新茶シーズンにあたる時期。どちらの記念日も、国内でさまざまなお茶関連のイベントが開催され、お茶の魅力の再発見が促されています。

国際お茶の日(international tea day)に行われたイベントの例

実際に、国際お茶の日に行われたイベントの例を、いくつかピックアップしてご紹介します。
国際日本茶協会
国際日本茶協会は、2018年9月にスペインのマドリードで設立された団体です。世界中のお茶好きが集まって一緒にお茶を楽しみながら、日本茶の魅力を世界に伝えていくことを目的として活動中。同協会では毎年国際お茶の日を祝うイベントを開催しています。
2026年には3日間にわたりイベントが行われ、5月20日には前夜祭としてオンラインで国際お茶の日の意義などをディスカッションし、国際お茶の日当日の5月21日には京都でお茶を飲むオフラインイベントを開催。
さらに最後のイベントとして、同協会の設立地でもあるマドリードで中国茶のワークショップなどが行われ、中国から日本に渡ったお茶の発展などについて紹介されました。
国際連合食糧農業機関(FAO)
国際連合の1つである国際連合食糧農業機関(FAO)が2025年の国際お茶の日に行ったイベントの会場は、ちょうど当時大阪で開催中だった大阪・関西万博です。
国際お茶の日の5月21日当日に、万博の国連パビリオンにて、公益社団法人日本茶業中央会・全国茶商工業協同組合連合会・大阪府茶業協同組合の協力のもとイベントが開催されました。同イベントは英語と日本語で行われ、お茶の試飲もあり、あらためてお茶の意義を考える時間となったようです。
また、同日に、イタリアのローマにある国際連合食糧農業機関の本部でも、国際お茶の日の祝賀会が行われました。
ザ・リッツ・カールトン日光
ザ・リッツ・カールトン日光は、栃木県の日光にあるラグジュアリーホテルです。同ホテルにあるラウンジでは、窓の外に広がる美しい中禅寺湖を眺めながらゆったりお茶を楽しめ、アフタヌーンティーも人気を集めています。
2026年の国際お茶の日周辺の期間にも、同ラウンジで高品質な日本茶を提供し、日光の自然に包まれながら日本茶でリラックスする特別な時間を、国際お茶の日のイベントとして開催しました。
国際お茶の日(international tea day)に楽しみたい!美味しいお茶の淹れ方

美味しいお茶を楽しむために、主なお茶の淹れ方を簡単にご紹介します。
煎茶
急須に3~5gほどの煎茶の茶葉を入れ、お湯を注ぎます。お湯は熱湯だと煎茶の渋みや苦みが出すぎてしまうので、上級の煎茶なら70度ほど、普通の煎茶なら80度ほどと、少し冷ましたお湯を使いましょう。
あとは急須に蓋をして、上級の煎茶で1分ほど、普通の煎茶で30秒ほど浸出させます。浸出時間が長すぎると渋くなってしまうので気を付けてください。

ほうじ茶
急須に3~5gほどほうじ茶の茶葉を入れたら、沸かしたての熱湯を注ぎます。ほうじ茶特有の香ばしさを引き出すためにも、ぬるめのお湯ではなく熱湯を使うのがポイントです。熱湯を注ぐときは、茶葉全体に直接お湯が当たるように注ぎましょう。
あとは、急須に蓋をせず30秒ほど浸出させればできあがりです。
中国茶・台湾烏龍茶
中国茶や台湾烏龍茶も、基本的には熱湯で淹れます。中国茶や台湾烏龍茶は茶葉がギュッと硬く丸まっているので、熱湯で淹れることで茶葉がふわっと開きやすくなり、特有の華やかな香りがしっかり引き立ちます。
ただし中国茶のなかでも、黄茶(きちゃ)や白茶(はくちゃ)など発酵度合いが弱いお茶は、80度前後のお湯だとフルーティーな香りが際立つのでおすすめです。
浸出時間は、熱湯であれば40秒~1分ほど、80度ほどのお湯なら3~5分ほどですが、お好みで調整してください。中国茶や台湾烏龍茶は、同じ茶葉でそのまま4~5煎目くらいまで美味しく楽しめます。
山年園で販売しているお茶について
山年園でも日本茶から中国茶、健康茶まで幅広くお茶を展開しています。国際お茶の日はもちろん、そうではない日でも、あらためてお茶の魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。
とげぬき地蔵茶
| 商品名 | とげぬき地蔵茶 |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 【1袋あたりの内容量】 100gまたは200g |
| 原材料名 | 茶葉 |
| 原産地 | 日本[Made in Japan] 静岡県掛川市 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 当店限定の巣鴨とげぬき地蔵茶です。 参拝茶と比べて、茎を抜いてあり、渋い味が特徴的です(^-^) |
特選 嬉野茶
| 商品名 | 煎茶 |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 100g |
| 原材料名 | 茶 |
| 保存方法 | 高温・多湿を避け移り香にご注意ください。 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 当店でも非常に人気な日本茶です(^-^)/ |
ほうじ茶SUGABOW
| 商品名 | ほうじ茶 SUGABOW |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 【一袋あたり】100g |
| 原材料名 | 茶葉 |
| 原産地 | 京都府 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 巣鴨で昔から愛されているほうじ茶です(^-^) |
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