最近、一気に注目を浴びるようになったチアシード。
海外セレブが注目し愛用し始めたことで、若い女性の間を中心にブームとなりました。
名前は聞いたことあるけど、まだ一度も食べたことがない・・・そんな方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなチアシードに含まれる成分や食べ方をご紹介します。
今、若者に人気の「チアシード」とは?
チアシードとは、「チア」というシソ科に属する一年草の「種(シード)」のことです。
チアの原産地は、メキシコ中西部からグアテマラ北部の山岳地帯で高地に生息しています。
見た目は、キウイの種やゴマのような形をしています。
チアには「ブラックチアシード」と「ホワイトチアシード」の2種類が存在します。
含まれている栄養価もそれぞれで異なります。
チアシードは、水に浸すと膨張しゼリー状になる性質があり腹持ちが良く、代替食品として人気が高いです。
チアシードに含まれている成分
チアシードには豊富な栄養成分が含まれています。代表的なものをいくつか紹介します。
詳しいチアシードの栄養成分値、食品成分表は下記のサイトをご覧ください。
α−リノレン酸
α(アルファ)-リノレン酸は、えごま油や亜麻仁油などに多く含まれており、植物油の主成分です。
体内で生成することができないため、食品から摂取しないといけない必須脂肪酸の一つとされています。
食物繊維
水溶性食物繊維と脂溶性食物繊維の両方を含んでいます。
チアシードには水分を吸収して膨らむ性質がありますが、これはグルコマンナンという成分によるものです。
このグルコマンナンは、水溶性食物繊維でコンニャクにも含まれる成分です。
必須アミノ酸(8種類)
チアシードは、ヒトの体内では合成できない必須アミノ酸を豊富に含んでいます。
必須アミノ酸はタンパク質を構成する要素で、筋肉の維持に必要とされている成分です。
その他・・・
- タンパク質
- ミネラル(カルシウム、マグネシウム、鉄分)
といった成分も含有しています。
チアシードに副作用ってある?
よくチアシードを生のまま摂取すると発芽毒があるため良くないと言われることがあります。
チアシードの製品の販売・製造を行っている健康食品会社、株式会社ファインの研究によれば、生のまま食べることによる人体被害はなく発芽毒が発生することもないとの見解を出しています。(参考資料:「ファインスーパーフード チアシード」の発芽毒に対する見解)
ただし、チアシードには推奨の摂取量があり、男性は2.1~2.4g、女性は1.8〜2.1gと厚生労働省によって定められています。
しかし、あくまで推奨であるため、量を超えても副作用が起こるというものではありません。
チアシードはどうやって食べる?
チアシードは無味無臭です。他の食材と混ぜて食べても、食材の風味を妨げません。
そのため、工夫をすれば様々な食べ方をすることができます。
食べる時は基本的に水に浸す
食べる時は、基本的に水に浸してから食べるようにしましょう。
チアシード10~15gに対し水150mlが適量です。
水を入れてすぐかき混ぜるとチアシードがダマになりにくいです。
冷蔵庫で1時間ほど放置してチアシードに十分に水分を吸わせたら完成です。
より美味しくする!おすすめの食べ方
ヨーグルトに混ぜる
ヨーグルトに加えて1時間ほど冷やして放置するだけでOK。
手軽に作れて、腹持ちの良いメニューのため、チアシードの食べ方では定番です。
バナナスムージー
バナナ1本、牛乳150cc、チアシードスプーン1杯分をミキサーにかければ出来上がり。
甘さが欲しい人は、ハチミツや砂糖をお好みで加えると良いです。
サラダに混ぜる
チアシードは熱を加えると栄養分が溶け出してしまうことから、冷たいものに混ぜることをオススメします。
ポテトサラダやパンプキンサラダに混ぜると良いです。
あらかじめ水で戻しておいたチアシードを、サラダに混ぜるだけで完成。
ジャガイモやかぼちゃにチアシードが混ざり、とても美味しい食感に。
またサラダのドレッシングに混ぜると、ジュレドレッシングのようになるので非常にオススメです。
まとめ
スーパーフードと呼ばれ名高いチアシードの魅力をご理解いただけたでしょうか。
この機会にご家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに当社でもチアシードを取り扱っております。
当社では、無農薬・無添加のホワイトチアシードを販売しています。
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