茶葉を強火で炒ったほうじ茶は、独特な香ばしさやすっきりとした甘みが飲みやすいです。優しい味わいのイメージが強いほうじ茶ですが、カテキンはどのくらい含まれているのでしょうか。
今回は、ほうじ茶のカテキン含有量について解説します。
そもそもカテキンとは?

カテキンとは、ポリフェノールの一種です。チャノキの茶葉に多く含まれることで有名ですが、りんごやブドウ、梨などの果物類や、チョコレートの原料になるカカオ豆などにも含まれます。
一口にカテキンといってもいくつか種類があり、茶葉に含まれるカテキンは下記の4つです。
・エピカテキン
・エピガロカテキン
・エピカテキンガレート
・エピガロカテキンガレート
カテキンはお茶の渋み成分なので、含有量が多いいほど、淹れたお茶も渋みが強くなります。
カテキンに副作用はある?摂りすぎるとどうなる?
カテキンは、鉄分と結合しやすい性質があります。そのためカテキンをたくさん摂取すると、鉄分の体内への吸収が抑制されます。貧血などで鉄分摂取を意識されている方は、カテキンの摂りすぎには注意してください。
ほうじ茶にカテキンはどのくらい入ってる?緑茶(煎茶)と比べて量は多い?

ほうじ茶に含まれるカテキン含有量は、煎茶など他の日本茶と比較するとかなり少なめです。お茶の淹れ方などによって多少異なるものの、ほうじ茶のカテキン含有量は煎茶の半分~1/3ほどといわれています。
同じほうじ茶や煎茶でも、お茶の品種や抽出方法によってカテキン含有量は多少変わることがありますが、目安は下記のとおりです。
お茶の種類 | カテキン含有量目安(浸出液100mlあたり) |
| ほうじ茶 | 約30mg |
| 煎茶 | 約80mg |
ちなみにほうじ茶は、炒り具合によって浅炒りや深炒りがあります。茶葉を炒る時間が短い(=浅炒り)ほどカテキンは残り、長時間深炒りするほどカテキン含有量は減ります。なるべく多くカテキンを摂取したい方は、浅炒りのほうじ茶のほうがおすすめです。
ほうじ茶のカテキン含有量が少ない理由
ほうじ茶のカテキン含有量が少なくなる理由は、ほうじ茶独自の製造方法にあります。
ほうじ茶は製造工程で、茶葉を焙じて作られます。焙じるとは、高温で炒ることです。
煎茶も茶葉を120度ほどで熱する工程を経ますが、ほうじ茶の焙煎では、さらに高温で茶葉を炒ります。その温度は150~180度ほどにもなります。高温で焙煎することで、茶葉に含まれるカテキンの一部が変化するなどして、結果的にカテキンの含有量が減るのです。
ちなみに焙煎すると、カテキンだけではなくビタミンCの含有量も減ります。
ほうじ茶のカテキン以外の栄養成分について

ほうじ茶に含まれる、カテキン以外の栄養成分をいくつかご紹介します。
カフェイン
ほうじ茶の浸出液100mlあたりには、20mgほどのカフェインが含まれます。これは煎茶や烏龍茶と同じくらいの量です。
コーヒーの浸出液100mlあたりには60mgほどのカフェインが含まれるといわれるので、ほうじ茶はコーヒーに比べると約1/3と少なめではあります。ただし少しは含まれるので、カフェイン摂取量が気になる方(妊娠中や授乳中の方など)や、寝る前に飲みたい方は飲む量に気をつけてください。

ピラジン
ほうじ茶にはピラジンとよばれる香気成分も含まれています。ピラジンはほうじ茶の他にコーヒーやチョコレート、焼いた肉などにも含まれ、独特な香ばしい風味を生み出します。
テアニン
テアニンはアミノ酸の一種です。茶葉にはグルタミン酸やアルギニンなどいくつかのアミノ酸が含まれていますが、なかでもテアニンの含有量が半分以上を占めるといわれています。
テアニンはお茶の甘みや旨みを作り出す成分なので、テアニンが多いと甘みや旨みが強いまろやかなお茶になるのです。日本茶のなかでは、特に玉露や抹茶などに多く含まれています。
できるだけカテキンを抽出する、ほうじ茶の淹れ方

ほうじ茶を美味しく淹れるコツは、必ず熱湯を使うこと。熱湯で淹れることで、ほうじ茶ならではの香ばしさが引き出されるだけではなく、カテキンも多めに抽出されやすくなります。カテキンは、高温でより抽出されやすいためです。
ただし、カフェインも高温で抽出されやすい性質があります。ほうじ茶を高温で淹れると、カフェインも多く抽出されて苦みが増すことがあるので、抽出時間は1分ほどと短めでOKです。
カフェインの量が気になる方は、ほうじ茶を水出しにするのがおすすめです。水出しだと低温なので、カフェインの抽出量が抑えられ、苦みがほぼないまろやかな甘みを感じられます。ただしカテキンの量も少なくなります。
山年園で販売しているほうじ茶について
山年園でもバラエティに富んだほうじ茶を販売しています。
『焙烙(ほうろく)ほうじ茶』は、茶葉を強火で熱した鉄釜の中でサッと炒ることで、茶葉の表面は香ばしく、茶葉の内部のお茶の風味はしっかり残った絶妙な炒り加減になっています。
『とげぬきほうじ茶 ティーパック』は、香ばしく炒ったほうじ茶を便利なティーバッグにした一品。いつでも手軽に美味しいほうじ茶を楽しめます。
焙烙ほうじ茶
| 商品名 | 焙烙ほうじ茶 |
| 商品区分 | 飲料 |
| 内容量 | 【1袋あたりの内容量】 100g |
| 原材料名 | 茶葉 |
| 原産地 | 日本産 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約8ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 実店舗では、当店のほうじ茶の売り上げの半分以上がこの焙烙ほうじ茶です!! 一番人気のほうじ茶の味を是非ご賞味ください(^-^) |
とげぬきほうじ茶 ティーパック
| 商品名 | とげぬきほうじ茶 ティーパック |
| 商品区分 | 食品・飲料 |
| 内容量 | 3g×15パック |
| 原材料名 | 緑茶 |
| 原産地 | 静岡県産 |
| 使用方法 | 本品をマグカップに1袋入れ、熱湯を注ぎます。 お茶が浸出するまで待ちます。 お好みの濃さになりましたら袋を取り出してください。 |
| 使用上の注意 | 開封後はお早めに召し上がりください。 |
| 保存方法 | 常温保管してください。高温多湿、直射日光は避けて保管してください。 |
| 賞味期限 | 製造日より約12ヶ月 |
| 販売事業者名 | 有限会社山年園 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-34-1 |
| 店長の一言 | 当店のとげぬきほうじ茶ティーパックは、山年園だけのオリジナル商品です。 老舗のお茶屋がこだわり抜いたとげぬきほうじ茶を是非ご賞味ください(^-^) |
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