中華料理には、よく登場するきくらげ。
今年には、テレビ「名医のTHE太鼓判」で取り上げられたことで注目の食品となっています。
コリコリとした食感が特徴のきのこですが、実はビタミンDや鉄分、カルシウムなど栄養満点の食べ物です。
意外と知られていないきくらげの魅力と、きくらげ粉末の食べ方・使い方について書いていきます。
きくらげとは?
きくらげは、キクラゲ科キクラゲ属のキノコで、主に中国、日本、韓国といったアジア圏と北米・南米の熱帯地域に生息しています。
欧米圏では、ユダヤ人の耳を指す「Jew’s ear」と呼ばれることもあって、食用とされていません。
中国では、古くから漢方として愛用されてきた歴史があります。
また、黒いきくらげの他に白きくらげもあり、こちらは「銀耳」と呼ばれ、高級中華料理や薬膳料理で食材として用いられます。
白きくらげは栽培が難しいため、ほとんどが中国からの輸入に頼っていましたが、現在では株式会社ビナンが岡山理科大学と共同開発した国産のものも登場しています。
きくらげ粉末に含まれている成分
きくらげ粉末には以下のような成分が含まれています。
ビタミンD
きくらげは、ビタミンD含有量が食品でダントツです。
ビタミンDはいわし、サンマ、かれいといった魚類にも多く含まれています。
カルシウム
カルシウムも多く含まれています。
牛乳に含まれるカルシウムが100gあたり110mg、しじみが100gあたり130mgに対し、乾燥きくらげは100gあたり310mgと多く含まれている事が分かります。
鉄分
鉄分も多く含んでいます。
同じく鉄分が多く含まれる大豆が100gあたり9mgに対し、乾燥きくらげには100gあたり35.2mgと4倍近く含有していることが分かります。
この他にも以下のような成分が含まれています。
・その他ミネラル類
・その他ビタミン類
きくらげ粉末の食べ方・使い方
ハンバーグの中に練り込む
きくらげ粉末と一緒に練り込んで作ると、コリコリとした食感が楽しめて、いつもとは一味違ったハンバーグにすることができます。
きくらげ茶として飲む
きくらげの味が好きという方であれば、きくらげ粉末をお湯に溶かして「きくらげ茶」にしてみるのも良いです。
塩っ気がなければ、お好みで塩コショウを足して味を調整しましょう。
炊き込みご飯の具材にする
たけのこ、にんじん、しいたけといった具材と一緒に炊き込むと、きくらげの食感と香ばしさが合わさっていつもとは違う味わいに。
寒いこれからの季節にピッタリの食べ方です。
まとめ
きくらげには、ビタミンD、カルシウム、鉄分など、見た目や食感からは想像できないほど、多くの栄養成分を含んでいます。
一般的なきくらげは、乾燥していて水に戻さないと調理できず、やや面倒ですが、本日紹介したきくらげ粉末であれば、さっと料理の隠し味に具材に使うことができます。
当社で販売している「きくらげ粉末」は、愛知県産のきくらげを丸ごと粉砕して作った商品です。
老舗茶屋がこだわり抜いた1品、ぜひご賞味ください。
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